しんがりの思想 反リーダーシップ論

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2015年04月10日
判型:
新書判
ページ数:
228
ISBN:
9784040820071

しんがりの思想 反リーダーシップ論

  • 著 鷲田 清一
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2015年04月10日
判型:
新書判
ページ数:
228
ISBN:
9784040820071

日本が抱える課題に立ち向かうための、〈自由〉と〈責任〉の新しいかたち

縮小社会・日本に必要なのは強いリーダーではない。求められているのは、つねに人びとを後ろから支えていける人であり、いつでもその役割を担えるよう誰もが準備しておくことである。新しい市民のかたちを考える。 縮小社会・日本に必要なのは強いリーダーではない。求められているのは、つねに人びとを後ろから支えていける人であり、いつでもその役割を担えるよう誰もが準備しておくことである。新しい市民のかたちを考える。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「しんがりの思想 反リーダーシップ論」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 先日読んだ書籍「社会のしんがり」は本書の反リーダーシップ論=皆の安全を確認する役割=しんがりを必要とする著者の考えに拠る。直感的な読了後の感想は、5章からなる本書は「各論納得、総論は消化不良」だ。著者 先日読んだ書籍「社会のしんがり」は本書の反リーダーシップ論=皆の安全を確認する役割=しんがりを必要とする著者の考えに拠る。直感的な読了後の感想は、5章からなる本書は「各論納得、総論は消化不良」だ。著者は右肩上がり=(経済)成長時代は人々に安心と期待をもたらし「安楽」の工夫で求められたが、右肩下がりの時代は「我慢」と工夫が求められると言う。それは我慢と共に、眼前の社会課題を個人=市民力の向上を通じた解決を言う。その牽引力として「しんがり」の担い手を求める。火中の栗を拾う個人は多くない理想と現実の乖離が強い。 …続きを読む
    sayan
    2020年09月25日
    39人がナイス!しています
  • 鷲田先生が言う反リーダーシップという視点は、そのとおりだと思う。一般的に、リーダーシップという言葉から連想されることは、かなり限定されたものであると思っている。今の、今後のリーダーシップとはを考えるき 鷲田先生が言う反リーダーシップという視点は、そのとおりだと思う。一般的に、リーダーシップという言葉から連想されることは、かなり限定されたものであると思っている。今の、今後のリーダーシップとはを考えるきっかけになる。この国のかなりの部分が、クレーマーになりつつあることには、危惧を抱いている。それに対して、自分自身はどうなのかを考えることから、始めたい。 …続きを読む
    けんとまん1007
    2018年05月20日
    38人がナイス!しています
  • 右肩上がりの望めない現在の日本に必要なのは、「しんがり」だ。フォロワーシップ精神に溢れた人が、皆の後ろから「全体への気遣い」へを見せる「しんがりの思想」を考える「反リーダーシップ論」。 右肩上がりの望めない現在の日本に必要なのは、「しんがり」だ。フォロワーシップ精神に溢れた人が、皆の後ろから「全体への気遣い」へを見せる「しんがりの思想」を考える「反リーダーシップ論」。
    緋莢
    2015年12月10日
    19人がナイス!しています

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