しんがりの思想 反リーダーシップ論 電子版
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発売日:
2015年04月10日
商品形態:
電子書籍

しんがりの思想 反リーダーシップ論

  • 著 鷲田 清一
発売日:
2015年04月10日
商品形態:
電子書籍

日本が抱える課題に立ち向かうための、〈自由〉と〈責任〉の新しいかたち

やかましいほどにリーダー論、リーダーシップ論がにぎやかである。いまの日本社会に閉塞感を感じている人はとくに、大きく社会を変えてくれるような強いリーダーを求めている。しかし、右肩下がりの縮小社会へと歩み出した日本で本当に必要とされているのは、登山でしんがりを務めるように後ろから皆を支えていける、または互いに助け合えるような、フォロアーシップ精神にあふれた人である。そしてもっとも大切なことは、いつでもリーダーの代わりが担えるように、誰もが準備を怠らないようにすることであると著者は説く。人口減少と高齢化社会という日本の課題に立ち向かうためには、市民としてどのような心もちであるべきかについて考察した一冊である。

鷲田清一(わしだ・きよかず)1949年、京都生まれ。哲学者。京都市立芸術大学学長。大阪大学名誉教授。せんだいメディアテーク館長。専門は臨床哲学・倫理学。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。関西大学文学部教授、大阪大学教授、同大学文学部長、総長、大谷大学教授をへて現職。著書に『分散する理性』『モードの迷宮』(以上2冊でサントリー学芸賞)、『「聴く」ことの力』(桑原武夫学芸賞)、『「ぐずぐず」の理由』(読売文学賞)、『「待つ」ということ』、『哲学の使い方』など多数。2004年、紫綬褒章受章。

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「しんがりの思想 反リーダーシップ論」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 鷲田先生が言う反リーダーシップという視点は、そのとおりだと思う。一般的に、リーダーシップという言葉から連想されることは、かなり限定されたものであると思っている。今の、今後のリーダーシップとはを考えるき 鷲田先生が言う反リーダーシップという視点は、そのとおりだと思う。一般的に、リーダーシップという言葉から連想されることは、かなり限定されたものであると思っている。今の、今後のリーダーシップとはを考えるきっかけになる。この国のかなりの部分が、クレーマーになりつつあることには、危惧を抱いている。それに対して、自分自身はどうなのかを考えることから、始めたい。 …続きを読む
    けんとまん1007
    2018年05月20日
    35人がナイス!しています
  • 右肩上がりの望めない現在の日本に必要なのは、「しんがり」だ。フォロワーシップ精神に溢れた人が、皆の後ろから「全体への気遣い」へを見せる「しんがりの思想」を考える「反リーダーシップ論」。 右肩上がりの望めない現在の日本に必要なのは、「しんがり」だ。フォロワーシップ精神に溢れた人が、皆の後ろから「全体への気遣い」へを見せる「しんがりの思想」を考える「反リーダーシップ論」。
    緋莢
    2015年12月10日
    18人がナイス!しています
  • 【メモ】「成長」の予感が安心をもたらす社会、「縮小」へとなかなかに反転できない社会というのは、実は未来をあなどる社会ではないだろうか。社会が人口減少に向かうなか、まず脱ぎ棄てなければならないのは、どう 【メモ】「成長」の予感が安心をもたらす社会、「縮小」へとなかなかに反転できない社会というのは、実は未来をあなどる社会ではないだろうか。社会が人口減少に向かうなか、まず脱ぎ棄てなければならないのは、どうもこの頑迷な感覚のように思えてならない(p25)右肩下がりの時代だからこそ、問題を未来の世代に持ち越してはならない。先頭で道を切り開いていく人(従来のリーダーシップ)よりも、特定の世代に負担が集中していないかと仲間の安全を確認してから最後に引き上げる「しんがりの思想」が重要となる。 …続きを読む
    たる
    2015年11月16日
    18人がナイス!しています

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