水やりはいつも深夜だけど

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2014年11月15日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
240
ISBN:
9784041021347

水やりはいつも深夜だけど

  • 著者 窪 美澄
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2014年11月15日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
240
ISBN:
9784041021347

思い通りにならない毎日、言葉にできない本音。それでも、一緒に歩んでいく

セレブママとしてブログを更新しながら周囲の評価に怯える主婦。
仕事が忙しく子育てに参加できず、妻や義理の両親からうとまれる夫。
自分の娘の発達障害を疑い、自己嫌悪に陥る主婦。
出産を経て変貌した妻に違和感を覚え、若い女に傾いてしまう男。
父の再婚により突然やってきた義母に戸惑う、高一女子。

同じ幼稚園に子どもを通わせる家々の、もがきながらも前を向いて生きる姿を描いた、魂ゆさぶる5つの物語。


おすすめコメント

小説で誰かを救う。そんな大それたことは言いづらい。
だけど、それに本気で挑戦している作家は確かにいるのだと、窪美澄を読むといつもそう思う。
――朝井リョウ(作家)

完璧に愛せないなら最初から愛さないほうがいい?
そんなわけない、狭量でも自信がなくても家族を作っていいと思わせてくれた小説です。
――山本文緒(作家)

そうそう!散らかった食卓で、深夜のリビングで、男も女も、人生の暗い淵を覗いては戻ってくる。とても他人事とは思えない。
――小島慶子(タレント・エッセイスト)

見知らぬ誰かの気持ちが、生々しく、奥深くまで沁みてくる。秀逸なタイトルが胸にストンと落ちてきました。
――中江有里(女優・作家)

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「水やりはいつも深夜だけど」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • セレブママとしてブログを更新しながらも、常に周囲の評価を気にする主婦。仕事人間で子育てに協力できず、家族から疎まれる夫。自分の娘が発達障害ではないかと悩む主婦。豹変した出産後の妻に嫌気がさし、若い女に セレブママとしてブログを更新しながらも、常に周囲の評価を気にする主婦。仕事人間で子育てに協力できず、家族から疎まれる夫。自分の娘が発達障害ではないかと悩む主婦。豹変した出産後の妻に嫌気がさし、若い女に傾いてしまう夫。父の再婚に戸惑う女子高生。どこにでもあるような家族の葛藤を描いた短篇集。淡々と、淡々と描かれてゆく家族の風景。その淡々とした筆致だからこそ、リアリティがあり、心当たりがあり、自分と重ね合わせながら物語の登場人物に共感する。言葉にできない本音はある、だけど信じたい。それが家族という縁なのならば。 …続きを読む
    風眠
    2015年01月06日
    529人がナイス!しています
  • 幼子を抱える危うい家族の五つの物語。どの家庭にも問題を潜在しながら懸命に生きている中で 一筋の光明が見えて何とかHappyEndを迎えるのは家族愛があるからなんだと思いました。もう10年以上も前になり 幼子を抱える危うい家族の五つの物語。どの家庭にも問題を潜在しながら懸命に生きている中で 一筋の光明が見えて何とかHappyEndを迎えるのは家族愛があるからなんだと思いました。もう10年以上も前になりますが、子供が小さかった時代を懐かしく感じています。こういう事も考えないと少子化対策は上手くいかないなんだろうな! …続きを読む
    starbro
    2014年12月03日
    527人がナイス!しています
  • 家族についての短編集。結婚して子供を授かり、絵に描いたように幸せな家族にもそれぞれに悩みはある。とてもリアルで重苦しい空気感であるがラストに救いがある。結婚していた私には実に胸を抉る場面が多かったが何 家族についての短編集。結婚して子供を授かり、絵に描いたように幸せな家族にもそれぞれに悩みはある。とてもリアルで重苦しい空気感であるがラストに救いがある。結婚していた私には実に胸を抉る場面が多かったが何とか読了できた。最後の対談にもあるが、結婚はゴールではなくスタートだと思うし、育った環境も異なる二人が暮らすのだから軋轢も出る。後はお互いでどこまで歩み寄れるか。そしてお互いを思いやれるか。実際に書くのは簡単だが実行するのはなかなか難しい。特に「サボテンの咆哮」と「砂のないテラリウム」が実にリアルで読ませた。 …続きを読む
    yoshida
    2018年02月25日
    470人がナイス!しています

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読者モニターレビュー

どの話も読み応えのある短編で、1つ1つのストーリーが際立っていました。また、いつもの窪先生の著書とは雰囲気が変わっていたのも新鮮でした。登場人物たちの微妙な心情が自分の持っている感情とピタッと重なったり、あぁ女の感情はめんどくさい!と自分も同性ながらしみじみ思いました。――ポピー

ごく身近な世界での、ごくありふれた家族を題材とした短編集ですが、そのいずれの作品もたいへん興味深く読ませて頂きました。新人とは思えないほど熟成された文章や、巧みな筆致に感動しました。――淡心

この短編集のどこにでもいるような登場人物たちは、悩みを抱えつつも平凡な家族でいようともがいていた。
その人間模様は非常にリアルで、惹きこまれた。また、苦しむだけでなく最終的に悩みに向き合うことで、自分が生きる道を見出し前に進んでいくことが出来たのは心にしみて良い作品だったと思う。――REDMOON

著者紹介

窪 美澄(くぼ・みすみ)

1965年、東京都生まれ。短大中退後、広告制作会社、フリーの編集ライターを経て、2009年、「ミクマリ」で第8回女による女のためのR-18文学賞対象を受賞しデビュー。
11年、受賞作を収録した『ふがいない僕は空を見た』で山本周五郎賞を受賞、本屋大賞第2位に選ばれた。12年、『晴天の迷いクジラ』で第3回山田風太郎賞を受賞。
その他の著書に『クラウドクラスターを愛する方法』『アニバーサリー』『雨のなまえ』『よるのふくらみ』などがある。

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