気障でけっこうです
2014年 第16回 ボイルドエッグズ新人賞
2014年 第16回 ボイルドエッグズ新人賞
2014年 第16回 ボイルドエッグズ新人賞
木漏れ日の優しさと、せせらぎの心地よさ。
そんな信州の春を思わせる、温かな物語です。
——夏川草介(作家。『神様のカルテ』ほか。信州大学卒)
軽やかでスピーディーで、いきなり泣ける。伊坂、西尾、舞城、森見、万城目につづくすごい才能が現れた!
——横里隆(上ノ空代表・元「ダ・ヴィンチ編集長」。信州大学卒)
独特の文体、個性的な視点、独創性を育てる信州大学発の若き才能を応援します。
——山沢清人(信州大学学長)
あらすじを読んでも、先がまったく想像できないストーリー。その混乱状態はまさに主人公のきよ子と同じで、この状態を打開すべくとにかく物語を読み進めることに集中しました。――まちこ
穴にすっぽりおさまったサラリーマン風の男が幽霊になって現れて、どうなったら感動の物語になるんだろ?・・・と恐る恐る読みはじめたら、シチサンの謎は?きよ子はどうなるの?キエちゃんは次に何をするの?とぐいぐい読み進めちゃいました。出てくる人はみ~んな変なのに、とっても元気になれる物語。――まこな
とにかくそれぞれのキャラクターが魅力的で愛おしく、彼らが織りなす物語がたくさんのことをうったえかけてくるようであたたかさの中に一筋に煌めく光があるような物語でした。きよ子さんとシチサン会話(またはきよ子さんの心の声)が面白くにやりとさせられました。――たかた