- 著者 櫛木 理宇
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2014年08月27日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 376
- ISBN:
- 9784041018347
寄居虫女
- 著者 櫛木 理宇
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2014年08月27日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 376
- ISBN:
- 9784041018347
「あの事件」を想起させる、戦慄のミステリー!
その女を、入れてはいけない。入れれば最後、家はたちまち食い尽くされる。その先に待つのは凄絶な……家族同士の「共食い」だ。平凡な家庭、皆川家にやってきた白塗りの女、山口葉月。恐怖の日々が、今始まる。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
おすすめコメント
不気味で妙に生温かく、限りなくおぞましい。巣を乗っ取られ、幼虫を食い尽くされる雀蜂の悲哀を思う。これに比べれば、サイコホラーは爽やかだろう。
―― 貴志祐介氏
身につまされる生々しさ。お父さんの気持ちがわかりすぎて怖い!
―― 大森望氏(書評家・文芸評論家)
とても残酷で愛おしい物語にのめり込んで、気づいたら自分もその家の中にいた。
―― 三部けい氏(漫画家)
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「寄居虫女」感想・レビュー
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ホラーは少なからず読んでいるジャンルです。櫛木理宇は初読ですが、最近のホラー作品の中ではゾクゾク感満載で一気に読みました。やっぱり世の中で一番怖いのは人間なんでしょうね!バットマンのジョーカーを和風に …続きを読む2015年01月22日245人がナイス!しています
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人を食い物にする奴らは、仕掛けた罠に確実に誘導されてくれるであろうターゲット家族を周到に選ぶ。そしてそれぞれのウイークポイントを利用し、飴とムチを巧みに使い分けながら、狡猾な技をもって徐々に懐柔し支配 …続きを読む2016年06月21日174人がナイス!しています
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僕はたまに洗脳系の本が読みたくなる。洗脳というと仰々しいけれど、夫婦、親子、友達、上司と部下など、身近なところでも似たようなことは起こり得る。実際はたから見ると、あーもうコントロールされちゃってんのか …続きを読む2015年05月12日146人がナイス!しています
著者紹介
櫛木 理宇(くしき りう)
1972年新潟県生まれ。
2012年『ホーンテッド・キャンパス』で第19回日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞しデビュー。
同年、「赤と白」で第25回小説すばる新人賞を受賞し、二冠を達成。今後の活躍が期待される新鋭。
2012年『ホーンテッド・キャンパス』で第19回日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞しデビュー。
同年、「赤と白」で第25回小説すばる新人賞を受賞し、二冠を達成。今後の活躍が期待される新鋭。