代償

ドラマ化作品

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2014年03月24日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
392
ISBN:
9784041107102

ドラマ化作品

代償

  • 著者 伊岡 瞬
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2014年03月24日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
392
ISBN:
9784041107102

同じ家で育った二人の少年。一人は弁護士に、一人は犯罪者となった。

不幸な境遇のため、遠縁の達也と暮らすことになった少年・圭輔。新たな友人・寿人に安らぎを得たものの、魔の手は容赦なく圭輔を追いつめた。長じて弁護士となった圭輔に、収監された達也から弁護依頼が舞い込み。


おすすめコメント

悪の化身・達也の人物造形力が凄まじい。
もしも自分が出会ってしまったら、と震撼必至。
それでいて救いもある、まさに傑作!
――藤田香織さん(書評家) 「パピルス」2014年6月号より

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「代償」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 伊岡作品初読み。両親を火事で失ったのち遠縁の家族に引き取られ、理不尽極まりない生活を余儀なくされる主人公。大人になって尚、その呪縛から逃れられぬかのように、弁護士として改めて彼らと真っ向から対峙するこ 伊岡作品初読み。両親を火事で失ったのち遠縁の家族に引き取られ、理不尽極まりない生活を余儀なくされる主人公。大人になって尚、その呪縛から逃れられぬかのように、弁護士として改めて彼らと真っ向から対峙することになる。極悪非道、鬼畜、人間のクズ、罵倒の言葉をいくつ並べても足りないほどの悪人親子に猛烈な不快感を覚えながら、こんな悪がのさばっていいはずがないと、頁を捲る手が止まらなかった。その憤りの一方で、主人公を取り巻く人物たちの温かさには本当に救われた思いがある。最後までハラハラドキドキさせられる一気読みの秀作。 …続きを読む
    Yoko Omoto
    2016年06月23日
    159人がナイス!しています
  • 久しぶりに救いようのない人物に出会ってしまった。圭輔のように生真面目な人間よりも達也のようにうまく人生を切り抜けている人のほうが実は多いのではないだろうか。言葉巧みに優しい嘘で相手を取り込み、誰もその 久しぶりに救いようのない人物に出会ってしまった。圭輔のように生真面目な人間よりも達也のようにうまく人生を切り抜けている人のほうが実は多いのではないだろうか。言葉巧みに優しい嘘で相手を取り込み、誰もその正体に気付かない。気付いた時には弱みを握られもう離れられなくなってしまっている。天性の悪党だ。その反対に、無償の愛を注いでくれる人達がいるから、絶望的な世界でも圭輔は生きていくことができた。家族以外で、なにひとつ、ただの一度も見返りを求めずに笑顔でそばにいてくれる人に出会えるなんてほとんど奇跡だ。 …続きを読む
    きさらぎ
    2016年09月19日
    137人がナイス!しています
  • 始発を待つファミレスで一気読了。冒頭から不快で不愉快な登場人物「遠縁の道子・達也親子」に翻弄され人生を狂わされていく話。なんで逃げられないのか、避けて通れなかったのか。歯痒い思いで読み続ける。いろんな 始発を待つファミレスで一気読了。冒頭から不快で不愉快な登場人物「遠縁の道子・達也親子」に翻弄され人生を狂わされていく話。なんで逃げられないのか、避けて通れなかったのか。歯痒い思いで読み続ける。いろんなミステリーの中で達也ほどの悪人は居なかった。それほどの存在感。最近ではクリーピーの隣人を軽く凌駕した。達也と交錯してしまった為に起こる主人公の圭輔の人生が 辛すぎる。「代償」とは誰のことだったのか。とんでもなく気分の悪い話なのに、どうしても止められない一冊。一点どうしても気になる齟齬がある気がしながら読了。 …続きを読む
    小説を最初に書いた人にありがとう
    2016年07月23日
    121人がナイス!しています

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著者紹介

伊岡 瞬

1960年東京生まれ。日本大学法学部卒。
広告会社勤務。2005年『いつか、虹の向こうへ』で第25回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をW受賞しデビュー。
著書に『145gの孤独』『瑠璃の雫』『教室に雨は降らない』など。

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