山の霊異記 黒い遭難碑

山の霊異記 黒い遭難碑

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2013年04月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ISBN:
9784840151702
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山の霊異記 黒い遭難碑

  • 著者 安曇 潤平
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2013年04月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ISBN:
9784840151702

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「山の霊異記 黒い遭難碑」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • シリーズ2冊目。山で起こる不思議な怪異は妙にリアル感があって地上で起こるホラー現象とは違い妙に切ないものがある。確かに怖いことは怖いですけどね。最初の「顔なし地蔵」が一番ゾワリとした。実話だけに。背中 シリーズ2冊目。山で起こる不思議な怪異は妙にリアル感があって地上で起こるホラー現象とは違い妙に切ないものがある。確かに怖いことは怖いですけどね。最初の「顔なし地蔵」が一番ゾワリとした。実話だけに。背中に霊を背負ってそれをフツーに対応する登山家ってすごいな;蒸し暑い夏の夜にはもってこいの読書なり。 …続きを読む
    タイ子
    2020年07月31日
    69人がナイス!しています
  • 山の霊異記2冊目。おそらくこのシリーズでしか読めないであろう登山好きの著者ならではの怪談が魅力。今作も山の怖いところも優しいところも満喫できました。しかし前作に比べて少し創作っぽい粗さが目立った印象。 山の霊異記2冊目。おそらくこのシリーズでしか読めないであろう登山好きの著者ならではの怪談が魅力。今作も山の怖いところも優しいところも満喫できました。しかし前作に比べて少し創作っぽい粗さが目立った印象。もちろん実話怪談といって全てを信じて読んでいるわけではないし、脚色等もしてあると思うのでそういう部分も込みで楽しむものだとは思うのですが、ちょっと度が過ぎているような話もちらほら。しかし全体的にはやはり面白いです。個人的には「霧限の彷徨」「滑落」「ひまわり」が好き。でも「ひまわり」は別の意味でもちょっと怖い。 …続きを読む
    みくろ
    2016年02月10日
    47人がナイス!しています
  • 山の実話怪談集。いいなぁ♪ 一話一話に味がある。「顔なし地蔵」が一番かわいそうだった。「霧幻魍魎」は伝奇ホラーみたいだったし、「ポニーテールの女」はストーカー的な気味の悪さがあった。筆者が体験したお話 山の実話怪談集。いいなぁ♪ 一話一話に味がある。「顔なし地蔵」が一番かわいそうだった。「霧幻魍魎」は伝奇ホラーみたいだったし、「ポニーテールの女」はストーカー的な気味の悪さがあった。筆者が体験したお話もある。同じ遭難者の幽霊遭遇譚でも「ひまわり」はほのぼのしていたのに、「乾燥室」ではパニックに陥っている。怪談収集者でも「ひぃぃぃぃ」なんて悲鳴をあげることがあるのだな、と変なことに感心した。 …続きを読む
    ネムコ
    2017年02月21日
    46人がナイス!しています

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