“空蝉” ヒカルが地球にいたころ……(7)

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2013年04月30日
判型:
A6判
商品形態:
文庫
ページ数:
328
ISBN:
9784047288560
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“空蝉” ヒカルが地球にいたころ……(7)

  • 著者 野村 美月
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2013年04月30日
判型:
A6判
商品形態:
文庫
ページ数:
328
ISBN:
9784047288560
約束を望まなかった彼女に、ヒカルの願いは届くのか――。 約束を望まなかった彼女に、ヒカルの願いは届くのか――。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「“空蝉” ヒカルが地球にいたころ……(7)」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 今回は「母」というキーワードを軸に話が進んでた印象。予期せぬ母との再会に心を乱され、苦悩する是光の姿が痛々しくて切なかった。そして傷つきながらも気持ちを整理し、言葉は交わさなかったが自分の想いを笑顔で 今回は「母」というキーワードを軸に話が進んでた印象。予期せぬ母との再会に心を乱され、苦悩する是光の姿が痛々しくて切なかった。そして傷つきながらも気持ちを整理し、言葉は交わさなかったが自分の想いを笑顔で母に伝えたシーンに感動した。是光にはもっと笑って欲しいと、心から思う。次回は花散里という事でみちる回の模様。初めてヒカルではなく是光自身の物語になるのかな?過去最大の修羅場になりそうだ…。デレた朝ちゃんが予想以上に可愛くて困った(笑)だけど個人的に一番頑張って欲しいヒロインが帆夏なのは変わらずかな。 …続きを読む
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