冥談

冥談

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2010年03月05日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ISBN:
9784840132350

冥談

  • 著者 京極 夏彦
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2010年03月05日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ISBN:
9784840132350

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「冥談」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • このシリーズの洗練された文章が好きです。「幽談」よりもさらに現実との境界が曖昧になってる。。気を抜いてると彼岸に持って行かれちゃいそう。最後の二編『予感』と『先輩の話』が印象に残りました★ このシリーズの洗練された文章が好きです。「幽談」よりもさらに現実との境界が曖昧になってる。。気を抜いてると彼岸に持って行かれちゃいそう。最後の二編『予感』と『先輩の話』が印象に残りました★
    勇波
    2015年05月25日
    108人がナイス!しています
  • 体にまとわりつくようなねっとり感のある不気味な話が多い気がします。薄気味悪く儚い世界観。どの物語も誰かが見ているという雰囲気が漂いますが、だからこそ鳥肌が立つような感覚になるのだと思います。どことなく 体にまとわりつくようなねっとり感のある不気味な話が多い気がします。薄気味悪く儚い世界観。どの物語も誰かが見ているという雰囲気が漂いますが、だからこそ鳥肌が立つような感覚になるのだと思います。どことなく押し寄せてくる怖さもありますね。夜に読むと夢に出そうです。 …続きを読む
    優希
    2017年07月18日
    100人がナイス!しています
  • 読破。水さんご推薦の【裏・怪談本】企画第二弾、初京極夏彦さんです。 「冥」は「暗い、奥底、あの世」の意。そんな、逢魔が時に相応しい、昏く妖しい短編集は、ふくらはぎのあたりに氷を押し当てたような、少し遠 読破。水さんご推薦の【裏・怪談本】企画第二弾、初京極夏彦さんです。 「冥」は「暗い、奥底、あの世」の意。そんな、逢魔が時に相応しい、昏く妖しい短編集は、ふくらはぎのあたりに氷を押し当てたような、少し遠い薄ら慄さ(さむさ)を覚える一冊。まるでクラシック音楽のように、主旋律が変化しながらくる返されるように一つ言葉が微妙に変化しながら繰り返され、それが、徐々に雰囲気をしずかに盛り上げていきます。 …続きを読む
    七色一味
    2012年08月21日
    78人がナイス!しています

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著者紹介

京極 夏彦(きょうごく・なつひこ)

1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家、全日本妖怪推進委員会肝煎。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞を受賞。著書多数。

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