「危険な歴史書 「古史古伝」と「偽書」の謎を読む」感想・レビュー
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「危険な」とは、誰にとってのどんな危険なのか。単なる手すさびのための雑文を書くのとは違い、必ず書き手にとって執筆の労力を上回る有益さを期待していたはずだろう。「偽書」とは内容の真偽ではなく(もしそうな …続きを読む2025年04月22日32人がナイス!しています
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「古史古伝」を偽書・偽史として一概に否定するわけにいかない。正史官史は勝者(権力)の歴史。勝者の都合の悪いことは書かない。古史古伝が生まれてくる要素には、正史に載らなかった敗れ去った人々の怨念やルサン …続きを読む2022年04月13日19人がナイス!しています
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偽書の紹介から入っているのだが、これは意外とあっさりめ。もう少し『竹内文献』のアレな世界観なんかを頁を取って解説してくれてもよかったのに。その代わり偽書を従来とは違った切り口から論じた部分が面白い。 …続きを読む2012年06月07日8人がナイス!しています


