百年法 下

2013年 第66回 日本推理作家協会賞

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2012年07月27日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
424
ISBN:
9784041101919
ニコカド祭り2020

2013年 第66回 日本推理作家協会賞

百年法 下

  • 著者 山田 宗樹
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2012年07月27日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
424
ISBN:
9784041101919

「嫌われ松子の一生」を超える著者最高傑作!

100年の不老とひきかえに、100年目には強制的に死ななければならない法律・百年法。その初めての100年を今、日本は迎えようとしていた……各方面から絶賛された不朽のエンターテインメント!

おすすめコメント

凄いぞ。面白いぞ。読み始めたら途中でやめることは絶対にできない。もう一気読みである。
――北上次郎(文芸評論家)

やっぱり人間を信じよう。そう素直に思えるラストに感動した。
――瀧井朝世(ライター)

100年きりの命なんて!僕なら死から永遠に逃げます。そうでしょう?
――えすのサカエ(『未来日記』漫画家)

今世紀の「悪夢」の先に見えるのは、地獄か、光か――
人類、必読。
――大野更紗(作家)

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「百年法 下」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 不老を手にいれた人々に待っていた、大きな落とし穴が不治の病のSMOCだった。不老の処置を受けた人々は16年以内に絶える。百年法は無用のものとなる。この国を救う為に、遊佐首相は再び国民投票を行う。この国 不老を手にいれた人々に待っていた、大きな落とし穴が不治の病のSMOCだった。不老の処置を受けた人々は16年以内に絶える。百年法は無用のものとなる。この国を救う為に、遊佐首相は再び国民投票を行う。この国の将来をとるか、不老の人々の目の前の利益を優先するか、国民の良識に賭ける。結果として日本は、新しい歩みを始める。はたして現在の日本ではどうか。不老を手にいれた人々は、既得権を得た人々と同義と言える。この国の未来の為に、既得権を手放す気概があるか。気概があると信じたい。現在の日本への問いかけが詰まった作品です。 …続きを読む
    yoshida
    2017年04月18日
    499人がナイス!しています
  • 台風18号のお陰で読書に没頭(笑) う~ん、そうですよね 限りある命だからこそ真剣に生きるんですよね なるほどそう来るかと最後は納得の展開です 牛島大統領と遊佐首相の信頼関係は「大統領指令ゼロ号」とし 台風18号のお陰で読書に没頭(笑) う~ん、そうですよね 限りある命だからこそ真剣に生きるんですよね なるほどそう来るかと最後は納得の展開です 牛島大統領と遊佐首相の信頼関係は「大統領指令ゼロ号」として生きていたんですね そして再び未来を選択する国民投票、有権者の選択は賢明なものでした  加藤医師の背中を借りて泣く宅間ライザ看護師の気持ちを思って泣き笑い <(^_^;  いやぁ、いいお話でした 山田さん、ありがとう♪ …続きを読む
    射手座の天使あきちゃん
    2013年09月16日
    477人がナイス!しています
  • 下巻は,展開がくるくるかわる権力闘争活劇路線へ。一気に読了,面白かった。実は第四部途中までは,盛りすぎ、仕掛けの割に動機がしょぼいというパターンか,と心配していた。ところが豪快で息をもつかせぬ終盤の逆 下巻は,展開がくるくるかわる権力闘争活劇路線へ。一気に読了,面白かった。実は第四部途中までは,盛りすぎ、仕掛けの割に動機がしょぼいというパターンか,と心配していた。ところが豪快で息をもつかせぬ終盤の逆転劇。SMOCや国民投票,ある人物の再登板まで,見事に回収しきって終結。読後の爽快感ばっちり。山田宗樹さんは塩野七生さんの著作に影響されたとのことだが,イメージした人物像は,まさに[カエサル&マキャベリ]のような男。この理想像をケンと遊佐とに分けあって描いた。最後でキャラがピタッとキマったね。 …続きを読む
    修一郎
    2014年09月02日
    418人がナイス!しています

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読者モニターレビュー

この作品はすごく衝撃だった。感動、驚きというよりも読んでいてとても怖かった。決してこれがフィクションだと思えない。400頁にも及ぶ長編だったが息つく暇もなく一気に読んでしまった。夜も徹するくらい夢中になってしまった本に久しぶりに出会いました。(ぶらっくほーるさん)

サスペンスともSFとも違うこの作品。登場人物への感情移入がしやすく、よりリアルに作品を感じることが出来ました。ラストスパートのかけかたは圧巻です。あくまでも「リアル」に。あくまでも「人間らしく」。命の意味と人間の人生について深く考えさせられました。(ふくちゃんさん)

この小説にはとにかく考えさせられた。自分だったらどうするのか、HAVIを受けるのか受けないのか、百年法に従って死ぬのか、拒否者となるのか。この小説の中にも、様々な選択をする人がいたが、そのどれもに理由があり、その理由もすごく分かるなと思った。正解も、不正解もない問題なのだろう、と。(はてなっちさん)

著者紹介

山田 宗樹(やまだ・ むねき)

1965年愛知県生まれ。筑波大学大学院修了後、製薬会社で農薬の研究開発に従事。その後『直線の死角』で第18回横溝正史ミステリ大賞を受賞し作家デビュー。
2006年に『嫌われ松子の一生』が映画、ドラマ化され大ヒット作となる。
2013年『百年法』で第66回日本推理作家協会賞を受賞。その他著作に『ジバク』『ギフテッド』など。

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