- 著者 柳 広司
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2012年03月23日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 264
- ISBN:
- 9784041101384
パラダイス・ロスト
- 著者 柳 広司
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2012年03月23日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 264
- ISBN:
- 9784041101384
「ジョーカー・ゲーム」シリーズ、待望の新作登場!
おすすめコメント
超────おもしろかったです!!
重厚なんだけどサクサク読めて、大ピンチなんだけど、読んでてずっと顔笑ってるみたいな!
D機関……、まじ底しれねぇっす。
──(三省堂書店有楽町店 新井見枝香)
戦争という特異な時代の不穏な空気の中で蠢く権謀術数。真実と裏切りが激しく交錯し、そして自らも偽り欺く……。
極限状態の騙し合いは、死への畏怖よりもクールな気品がよく似合う。壮大なスケール、堂々たる風格、究極の知の攻防。
「魔王」の魅力に誰もが惹きこまれ、後戻りできなくなるだろう。
──(三省堂書店神保町本店 内田剛)
戦時中の日本では考えられれない教え、「死ぬな。殺すな」を徹底的に叩き込まれたエリートスパイ。
”D機関”を率いる結城中佐を始めとする彼らの超絶思考に圧倒され惹きつけられる。
教科書からは読み取れない戦争や人間模様を絡めた極上のスパイミステリ!
──(ブックファースト梅田2階店 岸田安見)
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『パラダイス・ロスト』ラジオドラマ
「パラダイス・ロスト」感想・レビュー
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シリーズ3冊目のこの本も各短編、それぞれに趣向が違うしツカミの巧さで読まされてしまう。それでも物足りないと思ってしまうのはシリーズのフォーマットに慣れてしまって驚きがちょっと目減りしたのがあるかと。そ …続きを読む2015年02月24日584人がナイス!しています
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シリーズ三作目。やはり面白い。よく練られてるなという印象。「追跡」はまるでゴルゴ13みたいなストーリー。おまけにデュークという単語も鍵になってたりして。意識して書いたのかその遊び心にニヤリ、ってそんな …続きを読む2014年05月06日467人がナイス!しています
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斬れ味抜群のジョーカーシリーズ第3弾。最もインパクト有ったのは、英国タイムズ紙・極東特派員プライスが《魔王・結城中佐》の来歴探る「追跡」書類上では存在しない魔王・結城。プライスが取材に向かったのは、断 …続きを読む2012年09月15日316人がナイス!しています
読者モニターレビュー
クールでスタイリッシュなスパイミステリの第3弾。今作も緻密な構成と抜群のリーダビリティで、最後までページを捲る手が止まりませんでした。全編に渡り、必ず最後にニヤリとする展開やオチが用意されており、何度も「うまい!」「ここまでやるか……」と、心の中で叫んだり呟いたりしていました。(ゆきひろさん)
スリリングで鋭利なストーリー展開が魅力的なのは、もはや言わずもがな。色々な予想外を想定している‘つもり’で読んでいて、「やっぱりね」と思って気を抜いた瞬間、「え!そっちも!?」と結局は上をいかれてしまう。でも読者としては、そうやって裏切られるのが堪らない快感になってしまうんですね。(椿季さん)
著者の作品を読んだのは、本作が初めてだったのですが、読み始めてすぐに引き込まれました。名前しか登場しないのに、圧倒的な存在感を発する結城中佐にとても魅了されます。本作品を読み、すぐに著者の既刊作を購入しに走りました! それぐらい面白かったです!(ちぃちぃさん)
著者紹介
柳 公司(やなぎ こうじ)
09年『ジョーカー・ゲーム』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞をダブル受賞。
他の著書に『トーキョー・プリズン』『新世界』『はじまりの島』『ロマンス』『キング&クイーン』『漱石先生の事件簿 猫の巻』『月と虎』『怪談』『ナイト&シャドウ』などがある。今最も注目を集めるミステリ作家の一人。