「始末」ということ

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2011年10月07日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
192
ISBN:
9784047103016

「始末」ということ

  • 著者 山折 哲雄
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2011年10月07日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
192
ISBN:
9784047103016

死んだら終わり? その前に考えておくべき自分の「始末」について語ろう。

どのように自分の死を迎えるか。そのためにどんなことを覚悟すべきか。日本人の死生観や葬送のあり方から、自らのモノの始末、こころの始末まで、宗教学の第一人者が語る「いのち」の締めくくり方、「終活」の提言。 どのように自分の死を迎えるか。そのためにどんなことを覚悟すべきか。日本人の死生観や葬送のあり方から、自らのモノの始末、こころの始末まで、宗教学の第一人者が語る「いのち」の締めくくり方、「終活」の提言。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「「始末」ということ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 宗教学者の山折哲雄の「いのち」の締めくくり方を考えるエッセイ。1億層活躍社会で、生きていく力のことばかりでなく、現実的な死を眼前にもっと見せて、死ということをもっときちんと教えなといかんと説いている。 宗教学者の山折哲雄の「いのち」の締めくくり方を考えるエッセイ。1億層活躍社会で、生きていく力のことばかりでなく、現実的な死を眼前にもっと見せて、死ということをもっときちんと教えなといかんと説いている。死んだときは「葬式はしない、墓はつくらない、遺骨はひと握りずつ山や海に撒いてもらう」というのが、山折さんのいのちの始末のつけ方。著者の言葉を借りて言えば、死ぬときは現世の執着心をそぎ落とし、自然のなかにすっと吸い込まれるような感じで逝きたいものだが、俗人である僕には、そう簡単なことではない。諸々考えさせられる …続きを読む
    どんぐり
    2015年11月14日
    61人がナイス!しています
  • 遅かれ早かれ誰しも経験する死への備え。これを怠ると、周りに大いに迷惑をかける。病院で最期を迎える人が多い昨今(80ページ)、人生80年の時代とはいえ、そこまで至らない格差社会も根深く、評者は80歳まで生きる 遅かれ早かれ誰しも経験する死への備え。これを怠ると、周りに大いに迷惑をかける。病院で最期を迎える人が多い昨今(80ページ)、人生80年の時代とはいえ、そこまで至らない格差社会も根深く、評者は80歳まで生きる自信は全くない。始末書というのも書いたことはあるが、これは反省文でもある。他人から書かされる内容を書け、と言われてただ書いても意味がない。人生の始末書もまた、誰が書くのか。自分が納得ずくで書かないのであれば、最後もまた「終わりよければすべてよし」どころか、始末書の内容が悪ければ、人生の意味がないのか? …続きを読む
    壱萬弐仟縁
    2012年07月04日
    2人がナイス!しています
  • 生憎当分死ぬ予定がないもので自分の死後のことは殆ど考えていません。ただこの本読むことで死について考えてみようといういい機会になるんじゃないでしょうか。 生憎当分死ぬ予定がないもので自分の死後のことは殆ど考えていません。ただこの本読むことで死について考えてみようといういい機会になるんじゃないでしょうか。
    七篠
    2013年08月02日
    1人がナイス!しています

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