- 著者 京極 夏彦
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2011年03月31日
- 判型:
- その他
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 656
- ISBN:
- 9784048741910
豆腐小僧双六道中おやすみ 本朝妖怪盛衰録
- 著者 京極 夏彦
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2011年03月31日
- 判型:
- その他
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 656
- ISBN:
- 9784048741910
立派な妖怪になるために――。豆腐小僧、武者修行の珍道中!
人を怖がらせられる立派な妖怪になりたい豆腐小僧は、滑稽達磨とともに武者修行の旅に出た。芝右衛門狸らによる〈妖怪総狸化計画〉。信玄の隠し金を狙う悪党(人間)たち。ゴタゴタに巻き込まれた小僧は……。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
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角川文庫「豆腐小僧」 絶賛発売中!
「豆腐小僧双六道中おやすみ 本朝妖怪盛衰録」感想・レビュー
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単行本で再読です。豆腐小僧の道中は殆ど進みませんが 因縁のように馴染みの妖怪や人間たちが引き寄せられるのが面白かったです。一見物騒に見えても平和なのが豆腐小僧ならではですね。途中、姿を消したとき、自分 …続きを読む2017年07月22日82人がナイス!しています
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妖怪達のあれこれの議論がなければ、もっと短くまとめられた話。この議論が主眼なんだが。妖怪の自分探し?猪狩虎五郎の顔の表現で、作者、完全に遊んでいる。妖怪が憑いていない人間って、この世界にはいないのか? …続きを読む2018年03月31日74人がナイス!しています
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消えないままの豆腐小僧と滑稽達磨の道中は続きます。といっても殆ど進んではおりませんが。そこに何の因果か前作馴染みの人物や妖怪達が寄り集まって不毛な会話や陰謀が。しかし平和です。のほほんとしてしまいます …続きを読む2016年12月01日57人がナイス!しています
著者紹介
京極 夏彦(きょうごく・なつひこ)
1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家、全日本妖怪推進委員会肝煎。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞を受賞。著書多数。