十八史略 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2012年01月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
224
ISBN:
9784044072254
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十八史略 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典

  • 著者 竹内 弘行
  • カバーデザイン 谷口 広樹
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2012年01月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
224
ISBN:
9784044072254

悠久の大地をめぐり繰り返された、数々の王朝の興亡が簡潔にわかる!

歴代18種類の史書から編まれた『十八史略』。本書では、伝説の聖人の時代に始まり、春秋戦国を経て中国統一へと向かう時代に焦点をあてる。美女妲己とともに暴虐を尽くした殷の紂王、才知で函谷関を突破し「鶏鳴狗盗」の故事を生んだ孟嘗君、秦の始皇帝の出生からその死。小説やビジネス書の題材としても読み継がれてきた古典の名著からは、ドラマチックな人間模様が見えてくる。紀元前の中国史がわかった気になる入門書! 歴代18種類の史書から編まれた『十八史略』。本書では、伝説の聖人の時代に始まり、春秋戦国を経て中国統一へと向かう時代に焦点をあてる。美女妲己とともに暴虐を尽くした殷の紂王、才知で函谷関を突破し「鶏鳴狗盗」の故事を生んだ孟嘗君、秦の始皇帝の出生からその死。小説やビジネス書の題材としても読み継がれてきた古典の名著からは、ドラマチックな人間模様が見えてくる。紀元前の中国史がわかった気になる入門書!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

 はじめに
 解説

第一章 聖人の時代
[一]黄帝 指南車を作る
[二]黄帝 華胥の国に遊ぶ
[三]尭 鼓腹撃壌
[四]尭 舜を天に薦む
[五]舜 南風の詩を歌って天下治まる
[六]禹 外に居ること十三年、家門を過ぐるも入らず

第二章 聖君から暴君へ
[一]夏の桀王 一鼓して牛飲する者三千人
[二]殷の湯王 命を用いざる者は、吾が網に入れ
[三]殷の紂王 妲己、炮烙の刑といい、淫虐はなはだし
[四]周の武王 暴を以て暴に易え、其の非を知らず
[五]周の幽王 褒ジ、笑うを好まず

第三章 争覇の時代
[一]宋の興亡 宋襄の仁
[二]斉の興亡 管仲と晏子
[三]魯の興亡 孔子と老子
[四]田氏斉の興亡 馬陵の戦いと鶏鳴狗盗

第四章 統一の時代
[一]始皇帝の出生 此れ奇貨なり。居くべし
[二]客卿李斯 泰山は土壌を譲らず
[三]天下統一 天下を分かちて三十六郡となす
[四]天下巡幸 秦を亡ぼす者は胡ならん
[五]焚書坑儒 吏を以て師と為せ
[六]始皇帝の死 祖竜死なん


コラム
十干十二支
中国の竜
中国人の名前
二人の孫子
封建制

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「十八史略 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 十八史略とは歴史書18種の概略という意味。18種のうち17の歴史書は確定していて、その巻数を足すと1945巻!!似たような概略本に『資治通鑑』があるが、概略とはいえ全294巻。この入門書はまとめをさらにまとめてあり 十八史略とは歴史書18種の概略という意味。18種のうち17の歴史書は確定していて、その巻数を足すと1945巻!!似たような概略本に『資治通鑑』があるが、概略とはいえ全294巻。この入門書はまとめをさらにまとめてあり、わかりやすい。中国史を学ぶ上で基本的な考えも知ることができた。例えば、中国では長い間、古い程よい時代という考えがあり、これを尚古史観という。母が巨人の足跡を踏んで生んだなど、出生が凡人と違うのは感応説話。地上の人の動きと、天上の星の動きが相互に関係づけられているのは天人相関(北斗の拳みたい)。 …続きを読む
    itokake
    2023年03月16日
    12人がナイス!しています
  • 簡潔で楽しめる。堯舜はいいな。 簡潔で楽しめる。堯舜はいいな。
    吟遊
    2020年01月14日
    9人がナイス!しています
  • 十八史略というが、元になっている十八種の歴史書が確定していないことに先ず驚いた。歴史書としての評価が低く、本国よりもむしろ日本で長い間読み継がれてきたというのも驚きだった。勝手に敷居が高いと思い込んで 十八史略というが、元になっている十八種の歴史書が確定していないことに先ず驚いた。歴史書としての評価が低く、本国よりもむしろ日本で長い間読み継がれてきたというのも驚きだった。勝手に敷居が高いと思い込んでいたが、意外とそうでもなかったようだ。中国を材にした歴史小説は割合好きで、聞いたことがあるエピソードは多かったが、こうしてまとめて読んでみると頭が整理されて良い。殷の紂王を討って周が起こるところなどはやはり面白い。この本では始皇帝の死までのトピックが選ばれているが、より後代のものも読んでみたくなる。 …続きを読む
    ダージリン
    2020年01月05日
    4人がナイス!しています

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