- 著者 辻村 深月
- デザイン 名久井 直子
- イラスト さやか
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2011年02月25日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 336
- ISBN:
- 9784048741743
本日は大安なり
- 著者 辻村 深月
- デザイン 名久井 直子
- イラスト さやか
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2011年02月25日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 336
- ISBN:
- 9784048741743
結婚は、人生最大のエンターテインメント!
企みを胸に秘めた美人双子新婦、プランナーを困らせるクレーマー夫妻、新婦に重大な事実を告げられないまま、結婚式当日を迎えた新郎……。人気結婚式場の大安の一日を舞台に人生の悲喜こもごもをすくい取る。
トピックス
メディアミックス情報
NEWS
「本日は大安なり」感想・レビュー
-
初辻村深月作品。ウェディングプランナーのお仕事小説。読メでこの本を知り、先に図書館で予約していたが、NHKでドラマが始まり、ドラマが先行してしまった。だから頭の中では、多香子は優香さん、真空は加藤清史 …続きを読む2012年02月24日609人がナイス!しています
-
面白かった。結婚式挙式経験者として面白味が増幅されて楽しめた気がする。心地良く予想を裏切られた。陸雄くんの使い方が若干甘めだったかな。不満はそれだけ。2011年10月29日581人がナイス!しています
-
初読。ややこしい双子姉妹とややこしい新郎のキャラクターが辻村作品らしく楽しめた。他作品から懐かしい人物が出張してきていたので、そちらも近いうちに再読したい。2013年01月28日580人がナイス!しています
読者モニターレビュー
人生最大のイベントである結婚式。これは高級結婚式場でのある大安の1日の出来事の物語である。4つの物語が交錯しつつ、進んでゆく。登場人物がその日の朝から分刻みで次々とあらわれることで、まるで自分が結婚式場の慌ただしさの只中に身を置いているような臨場感と、テンポの良さを感じて一気読みした。(はなこさん)
高級ホテルでの結婚式を舞台に、繰り広げられるドタバタ劇。主に4人の登場人物の語りによってストーリーが進まれますが、それぞれキャラクターが立っていて感情移入がしやすかったです。そして、それぞれのエピソードに心温まるオチがつけられていて、思わずにやけてしまいました。(シンさん)
騙されないぞ、と意気込んで読み進めました。完敗です。いい意味で裏切られました。最初は意気込んでいた私も途中から夢中になって読み進めてしまい、辻村ワールドに引き込まれていたのです。同じ会場で起こる様々な出来事が「結婚式のハレの日なのに」なんて思っていた私を裏切る結末は圧倒の一言でした。(くりあゆさん)
著者紹介
辻村 深月(つじむら・みづき)
1980年2月29日生まれ。千葉大学教育学部卒業。2004年に『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。
11年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞受賞。12年『鍵のない夢を見る』で第147回直木三十五賞受賞。主な著書に『本日は大安なり』『ふちなしのかがみ』『ハケンアニメ!』『朝が来る』など多数。
11年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞受賞。12年『鍵のない夢を見る』で第147回直木三十五賞受賞。主な著書に『本日は大安なり』『ふちなしのかがみ』『ハケンアニメ!』『朝が来る』など多数。