- 著者 恒川 光太郎
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2010年09月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 224
- ISBN:
- 9784043892037
秋の牢獄
- 著者 恒川 光太郎
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2010年09月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 224
- ISBN:
- 9784043892037
「夜市」の著者が新たに紡ぐ、圧倒的に美しく切なく恐ろしい物語
11月7日水曜日。女子大生の藍は秋のその一日を何度も繰り返している。朝になれば全てがリセットされる日々。この繰り返しに終わりは来るのか──。圧倒的な切なさと美しさに満ちた傑作中編集。
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「秋の牢獄」感想・レビュー
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季節は秋。昨年の秋に読もうとして、読めなかった本作を遂に読了出来ました。短編を3編収録。共通して流れるのは「囚われる」こと。標題作では11月7日に囚われてしまう。更に主人公以外にも囚われる人々がおり、 …続きを読む2016年10月28日543人がナイス!しています
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すべてはなにかに囚われし者の物語。絶望と救いと少しの希望。自由との対極。夜市とはまた違う感覚。三つの話はもしかすると自由に生きているはずの私達への揶揄なのかも知れない。それこそが錯覚なのだと。安部公房 …続きを読む2018年10月10日479人がナイス!しています
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恒川光太郎の本を初めて読んだ。ホラー小説には独特の世界につれていってくれる楽しみがあるが、文体がいい。1日をリピートする設定はよくあるパターンだが、表題作以外の「神家没落」「幻は夜に成長する」もとらわ …続きを読む2010年10月11日448人がナイス!しています