死想図書館のリヴル・ブランシェ

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2010年04月10日
判型:
A6判
商品形態:
文庫
ページ数:
328
ISBN:
9784048684538
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死想図書館のリヴル・ブランシェ

  • 著者 折口 良乃
  • イラスト KeG
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2010年04月10日
判型:
A6判
商品形態:
文庫
ページ数:
328
ISBN:
9784048684538

私、リヴル・ブランシェは、貴方様の従僕を命じられております。

 お待ちしておりました、黒間イツキ様。私は、この図書館の案内を仰せつかっております、リヴル・ブランシェと申します。貴方様は私をお使いになり、この図書館より逃げ出した“死書”の封印をしていただきます。その過程において、この身はすべてイツキ様に隷属します。私は、そのために存在しています。 ですからイツキ様、これから共に ── イツキ様? なぜこちらを見ようとしないのですか? 私がメイド服だからですか? まさか私が、人間に見えないからですか? 分かりました。今からその証明をするために、衣服を脱ぎ、身体の御確認をお願いしたく ──  お待ちしておりました、黒間イツキ様。私は、この図書館の案内を仰せつかっております、リヴル・ブランシェと申します。貴方様は私をお使いになり、この図書館より逃げ出した“死書”の封印をしていただきます。その過程において、この身はすべてイツキ様に隷属します。私は、そのために存在しています。 ですからイツキ様、これから共に ── イツキ様? なぜこちらを見ようとしないのですか? 私がメイド服だからですか? まさか私が、人間に見えないからですか? 分かりました。今からその証明をするために、衣服を脱ぎ、身体の御確認をお願いしたく ──

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「死想図書館のリヴル・ブランシェ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 問わない。死書と司書と禁書などの具現化系異能力バトル。主人公は嫌いじゃないけど、外見とのギャップがでかすぎるのと、それが物語にあってるかはまた別な問題だしな。あとキャラをどういう意味合いで置いたものな 問わない。死書と司書と禁書などの具現化系異能力バトル。主人公は嫌いじゃないけど、外見とのギャップがでかすぎるのと、それが物語にあってるかはまた別な問題だしな。あとキャラをどういう意味合いで置いたものなのかをしっかりできればよかったかな。あと、この手のものはどちらかというと北欧神話よりグリム童話の方が似合いそうな気がしたのは気のせいか。個人的には末耶が好み …続きを読む
    中性色
    2017年10月07日
    15人がナイス!しています
  • 図書擬人化系ライトノベル……というと、ちょっと語弊が生じるかな? 死想図書館から逃げ出した“死書”を追いかける、主人公とその下僕の物語。 自らをイツキの下僕と自称するリヴルを始め、キャラクター陣は魅力的。し 図書擬人化系ライトノベル……というと、ちょっと語弊が生じるかな? 死想図書館から逃げ出した“死書”を追いかける、主人公とその下僕の物語。 自らをイツキの下僕と自称するリヴルを始め、キャラクター陣は魅力的。しかし、イツキによる一人称視点の描写がやや読みにくさを感じさせる。ちょっと、イツキの思考が地の文に侵食しすぎていて、雑多な感じなんだよなあ。それからノイズ等の表現も、凝っているつもりなのかは分からないが、余計に読みにくさを助長してしまっている。 ストーリーに関しては、なかなかよくできており、好印象。 …続きを読む
    星野流人
    2012年03月23日
    11人がナイス!しています
  • 神様の手下として戦わされるために、能力を付与されて生まれた主人公が、その神様に周囲の人を人質に取られて戦わされる話。主人公の能力は速記だけ、ていうのはわりと面白い。幼なじみのシーンが全体的にとても好き 神様の手下として戦わされるために、能力を付与されて生まれた主人公が、その神様に周囲の人を人質に取られて戦わされる話。主人公の能力は速記だけ、ていうのはわりと面白い。幼なじみのシーンが全体的にとても好きだったんだけど、ラストでひっくり返された。ラノベだしやるとは思っていたけど。むぅ。文章が凝りすぎて読みづらいとか挿し絵と文章合ってないとかはあるけど、キャラは魅力的だし設定も話も面白いから続きも期待してる。 …続きを読む
    humbert_2
    2012年03月11日
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