スパイクを買いに

スパイクを買いに

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2010年03月26日
判型:
四六判
ページ数:
320
ISBN:
9784048740296

スパイクを買いに

  • 著者 はらだ みずき
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2010年03月26日
判型:
四六判
ページ数:
320
ISBN:
9784048740296

『サッカーボーイズ』の著者が描く、心がうち震える人生エール!

40歳を過ぎて挫折を味わった岡村は、中学生の息子・陽平が大好きなサッカー部を辞めた理由を知りたくて、陽平の小学校時代のコーチに誘われるまま、サッカーを始めたが……人生の再出発を描くエール小説。 40歳を過ぎて挫折を味わった岡村は、中学生の息子・陽平が大好きなサッカー部を辞めた理由を知りたくて、陽平の小学校時代のコーチに誘われるまま、サッカーを始めたが……人生の再出発を描くエール小説。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「スパイクを買いに」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • サッカーボーイズシリーズと微妙につながりがあるのが楽しい。岡村の働く出版社はパソコン草創期にはヒット作もあったけれど現在は停滞中、リストラの危機に置かれた編集者の再生物語。会社だけが、家庭だけがすべて サッカーボーイズシリーズと微妙につながりがあるのが楽しい。岡村の働く出版社はパソコン草創期にはヒット作もあったけれど現在は停滞中、リストラの危機に置かれた編集者の再生物語。会社だけが、家庭だけがすべてではないと思うようになるまでにはもっと葛藤があると思われるが、葛藤は伝わるもののサッカー初心者目線で物語が進んでいくので爽やかな読後感。息子よ!父と一緒にスパイクを買いに行こうよ。 …続きを読む
    真理そら
    2024年08月30日
    59人がナイス!しています
  • 「サッカーボーイズ」シリーズのスピンオフ的な一冊で、主人公はサッカー少年を息子に持つ中年男性のお話。中三年になり、大好きだったサッカーをいきなり辞めてしまった息子のその理由を探るうち、自ら、草サッカー 「サッカーボーイズ」シリーズのスピンオフ的な一冊で、主人公はサッカー少年を息子に持つ中年男性のお話。中三年になり、大好きだったサッカーをいきなり辞めてしまった息子のその理由を探るうち、自ら、草サッカーチームに携わっていく。時を同じくして仕事の方でも突然の異動で立ち位置が危うい感じ。思い悩むのは息子だけではなかった。様々な事情を抱えた仲間たちとボールを追ううち何かが変わり始める。サッカー経験者はもとよりそうでなくても何かしら共感出来る部分があり、十分楽しめる。読後感は爽やか! …続きを読む
    Rosemary*
    2016年07月15日
    54人がナイス!しています
  • 彼の描くサッカープレイヤーは、清々しいが、少し難を言えば、技術やはり結果に対する渇望が、今ひとつ感じられない。ただ、少年時代の大人の理屈で理解し難い不安定さと、瑞々しさを書かせたらこの人はうまいと感じ 彼の描くサッカープレイヤーは、清々しいが、少し難を言えば、技術やはり結果に対する渇望が、今ひとつ感じられない。ただ、少年時代の大人の理屈で理解し難い不安定さと、瑞々しさを書かせたらこの人はうまいと感じる。また、この人の前職の出版社の描き方も、心に訴えかける。仕事に対する心持も気持ち良く感じました。サッカーという文章で表現しにくいジャンルで燦然と輝いているのも更に実感した。おまけのサッカーボーイズの木暮の登場もファンとしては嬉しい。真田のチャレンジも嬉しく、思わず走るところから再出発したくなる。 …続きを読む
    再び読書
    2017年04月10日
    48人がナイス!しています

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