- 著者 三浦 綾子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2009年08月25日
- 判型:
- 文庫判
- ページ数:
- 432
- ISBN:
- 9784041437261
銃口 下
- 著者 三浦 綾子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2009年08月25日
- 判型:
- 文庫判
- ページ数:
- 432
- ISBN:
- 9784041437261
教師竜太に赤紙がきた。感動のラストへ。
竜太は治安維持法の容疑で拘留。直後、招集された。45年、8月15日満州から朝鮮へと敗走中、民兵から銃口をつきつけらるーー。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「銃口 下」感想・レビュー
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時代に翻弄された人生。共に苦難を乗り越えた仲間でも、わかりあえるかどうかは人の行いによるものだとつくづく感じた。何を信じたらいいのか。国民を守る国家が目隠し運転で走っているような世の中。今の日本にも起 …続きを読む2013年12月18日92人がナイス!しています
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連続する悲しみに胸が締め付けられました。拘留され、辞職へと追い込まれた竜太は、失意の中にいたことでしょう。一筋見えた希望も招集に寄って戦地へと赴くことで叶わないのが辛かったです。それでも苦難は続かない …続きを読む2015年10月17日87人がナイス!しています
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チャン・イーモウ監督の映画「生きる」を彷彿させるスケールの大きな小説でした。綴り方事件で無実の容疑を着せられる主人公。思想犯としての差別、結婚直前の召集、満州での過酷な戦争体験、そして、敗戦。理不尽と …続きを読む2016年06月14日62人がナイス!しています