風車祭 下

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2009年10月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
432
ISBN:
9784043647071
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風車祭 下

  • 著者 池上 永一
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2009年10月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
432
ISBN:
9784043647071

溢れかえる生命力とユーモア。壮大なスケールで描かれる沖縄ファンタジー!

フジオバァ97歳の生年祝い「風車祭」にからんで、巫女や六本足の妖怪豚などが大活躍。マブイを落としたままの武志の叶わぬ恋、そして破局の迫る島の運命やいかに!? フジオバァ97歳の生年祝い「風車祭」にからんで、巫女や六本足の妖怪豚などが大活躍。マブイを落としたままの武志の叶わぬ恋、そして破局の迫る島の運命やいかに!?

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「風車祭 下」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • マブイを落とすってどういう感じなんだろう。そもそもマブイってなんだろう。単にスピリチュアルなものではないようだ。沖縄に生まれ育った人しか分からないのかも知れない。いや、そうであって欲しい。この物語、読 マブイを落とすってどういう感じなんだろう。そもそもマブイってなんだろう。単にスピリチュアルなものではないようだ。沖縄に生まれ育った人しか分からないのかも知れない。いや、そうであって欲しい。この物語、読み終えてから徐々に、徐々に浸み込んできた。ええ物語やん。お年寄りを大切にすること、自然を敬うこと、土地の民俗や文化を大切にすること、人生何事も前向きに考えること、などなど色々学んだ。 …続きを読む
    Shoji
    2017年12月06日
    62人がナイス!しています
  • 【沖縄14】(上巻の感想から続く)巻末の膨大な八重山の民俗や古謡の参考文献に驚く。この物語の読み始めのトンデモないわけのわからい世界との印象が、だんだんと馴染んできて、そのうちにずっとこの世界が続いてほし 【沖縄14】(上巻の感想から続く)巻末の膨大な八重山の民俗や古謡の参考文献に驚く。この物語の読み始めのトンデモないわけのわからい世界との印象が、だんだんと馴染んできて、そのうちにずっとこの世界が続いてほしいと思ってしまうのは、八重山の伝統の世界に根差しているが故に世界がしっかりと構築されているからなのだろう。それが、日本の伝統とはかなり異なっているが故に、馴染むためには、これだけの大長編の分量が必要だったともいえる。あとは神と人間たち、生と死と愛の物語に一喜一憂すればよい。そしてこの世界が、石垣島の↓ …続きを読む
    翔亀
    2021年10月31日
    40人がナイス!しています
  • 『パガージマヌパナス』から池上さんの沖縄小説は2作目。毎日ごろごろしぶとく生きる登場人物や摩訶不思議な出来事を見ていると、どんどん「我が心の沖縄」への憧れが膨らんでく。 沖縄の習慣が面白可笑しく分かる 『パガージマヌパナス』から池上さんの沖縄小説は2作目。毎日ごろごろしぶとく生きる登場人物や摩訶不思議な出来事を見ていると、どんどん「我が心の沖縄」への憧れが膨らんでく。 沖縄の習慣が面白可笑しく分かる。クセが強くて正直読むのに苦労した小説だったけど、何だか物語が終わるのが寂しかった。豚のギーギーやフジオバァは憎らしいのに憎めない …続きを読む
    そふぃあ
    2017年03月31日
    24人がナイス!しています

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