ほつれとむすぼれ

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2008年11月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784043753062
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ほつれとむすぼれ

  • 著者 田口 ランディ
  • 写真撮影 川内 倫子
  • デザイン 中島 英樹
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2008年11月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784043753062

生きとし生けるものはつながっている

生と死、看取り、家族、少年犯罪被害者、クローン人間――。人間と、それを取り巻く社会の深層に向き合う著者が、魂で見つめた「今」を綴ったエッセイ。 生と死、看取り、家族、少年犯罪被害者、クローン人間――。人間と、それを取り巻く社会の深層に向き合う著者が、魂で見つめた「今」を綴ったエッセイ。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「ほつれとむすぼれ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 年の功のうちか、近頃は深く考えずとも、無難な道を直感で選ぶことができる。嫌な出来事をするりと忘れることができる。知ることへの意欲は旺盛な一方、触れ、会いに行き、話し、考えることを私はしているだろうか。 年の功のうちか、近頃は深く考えずとも、無難な道を直感で選ぶことができる。嫌な出来事をするりと忘れることができる。知ることへの意欲は旺盛な一方、触れ、会いに行き、話し、考えることを私はしているだろうか。得た知識の中から今の気分に近いようなものを拾い上げて、さも自分の頭で考えたように唱えていないか。考えることはしんどい。でもランディさんは飛び込み、肌で感じ、遠回りなような道をぐるぐる考えて歩く。毎回同じことを言うけれど、ランディさんの本はこういう刺激を与えてくれるところがいい。アート、写真、岩。触れてみよう。 …続きを読む
    Sakie
    2017年10月11日
    10人がナイス!しています
  • いつもながら、ランディさんの文章は率直で好ましい。「誰か教えてくれ」とのたうってたりするし、目線がフラットで、一生懸命だなと思う。上から偉そうに論評しないところが特に好き。それでいて、しっかりと自分の いつもながら、ランディさんの文章は率直で好ましい。「誰か教えてくれ」とのたうってたりするし、目線がフラットで、一生懸命だなと思う。上から偉そうに論評しないところが特に好き。それでいて、しっかりと自分の頭で考えさせてくれる。「教えてやる」じゃなくて「私はこう考えた、あなたは?」って問いかけてくるような文章なんだな。 …続きを読む
    駄々猫
    2009年02月03日
    5人がナイス!しています
  • こんなにゴチャゴチャしてるし、世界はわからないことばかりだけど、何かがひとつ結ばれている。ランディさんの本はいつもそんな風に思わせる。それは場所を超え、時間も超え。人間の面白さを感じます。 こんなにゴチャゴチャしてるし、世界はわからないことばかりだけど、何かがひとつ結ばれている。ランディさんの本はいつもそんな風に思わせる。それは場所を超え、時間も超え。人間の面白さを感じます。
    宮崎太郎(たろう屋)
    2024年02月13日
    3人がナイス!しています

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著者紹介

田口ランディ(たぐち・らんでぃ)

1959年生まれ。作家、エッセイスト。2000年長編小説『コンセント』でデビュー。主に人間の心の問題をテーマに幅広く執筆活動を展開。小説に『アンテナ』『モザイク』『被爆のマリア』『キュア』『蝿男』『蛇と月と蛙』、エッセイに『ほつれとむすぼれ』『パピヨン』『生きなおすのにもってこいの日』など多数。

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