第15回 日本ホラー小説大賞 短編賞

角川ホラー文庫

トンコ

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2008年10月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784043924011
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第15回 日本ホラー小説大賞 短編賞

角川ホラー文庫

トンコ

  • 著者 雀野 日名子
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2008年10月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784043924011

兄弟たちを探してさまよい歩く一匹の豚、トンコが知った真実。

トラックが横転し、一頭の豚、トンコが脱走した。そこかしこに漂う兄弟たちの気配に誘われさまよい歩くが、たどりつくのはなぜかドッグフードの袋など。そしてトンコがやっと出会えた兄弟の姿とは……。


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「トンコ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 余談ですが次男君が農業高校に在籍していた3年間、毎年文化祭で子豚さんに会える事が何よりの楽しみでした。表題作のトンコはそんな養豚の名前です。出荷途中の事故で逃げ出したトンコ、声はすれども姿の見えない、 余談ですが次男君が農業高校に在籍していた3年間、毎年文化祭で子豚さんに会える事が何よりの楽しみでした。表題作のトンコはそんな養豚の名前です。出荷途中の事故で逃げ出したトンコ、声はすれども姿の見えない、先に出荷された筈の兄妹豚を探し求めて彷徨い歩きます(も1つ余談ですが以前有料道路を歩いていた豚さんに出会った事があります)。愛おしいです。その仕草も啼きかたも、兄豚の放屁の音さえ愛おしく思えてしまう程。でもこのお話しはホラー。無垢なトンコにとっては例えようも無く残酷なお話し。切ないです。でも豚肉も大好きです。 …続きを読む
    Bugsy Malone
    2018年05月29日
    91人がナイス!しています
  • 表題作『トンコ』は豚目線で考えればホラーなんやろな。人間達はヒステリックで滑稽。自分の中では豚=映画『ベイブ』やから子豚をイメージしてもうたけど、百キロ強の豚が目の前におったら確かに怖い。 『ぞんび団 表題作『トンコ』は豚目線で考えればホラーなんやろな。人間達はヒステリックで滑稽。自分の中では豚=映画『ベイブ』やから子豚をイメージしてもうたけど、百キロ強の豚が目の前におったら確かに怖い。 『ぞんび団地』が1番好き。あっちゃんが健気でセツナイ。読んでると漫画チックなゾンビを想像してしまう。特にゾンビになる方法を探ってる時のゴンが最高。それにアイツを放置しなかったのも良かった。 『黙契』は他の2作に比べると普通のホラーかな?でもゾッとする怖さは無い。  …続きを読む
    はらぺこ
    2011年05月09日
    68人がナイス!しています
  • ものすごく清らかなものを読んだ。豚の脱走の話で号泣するなんて思わなかった。食用豚の出荷トラックの事故で逃げ出したトンコは、兄弟、姉妹豚を匂いを頼りに、行く先々で傷つきながら、ひたすら彼らの存在を探す。 ものすごく清らかなものを読んだ。豚の脱走の話で号泣するなんて思わなかった。食用豚の出荷トラックの事故で逃げ出したトンコは、兄弟、姉妹豚を匂いを頼りに、行く先々で傷つきながら、ひたすら彼らの存在を探す。待ち受ける食用豚の非情な宿命。トンコの彷徨に余計な感情や狡猾な計算がある訳がない。その無垢な魂の美しさが、ひたむきさが胸を打つ。敬虔な祈りにも似た気持ちになる。「ぞんび団地」はゾンビになり、かつての家族の幸せを取り戻すことを希求する少女の話。平山さんのおばけの子を読んでしまうと少し響きが弱い。(続く) …続きを読む
    ももっち
    2016年12月25日
    65人がナイス!しています

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