• 応化三部作は上巻がカイト、下巻が月田視点となっているので、今作は椿子が主役。カイトが椿子を「こんなにビジネスも戦闘もセックスも滅茶苦茶なのに、こんなにみんなに愛されている女の子を他に知りません」と評し 応化三部作は上巻がカイト、下巻が月田視点となっているので、今作は椿子が主役。カイトが椿子を「こんなにビジネスも戦闘もセックスも滅茶苦茶なのに、こんなにみんなに愛されている女の子を他に知りません」と評していたけれど、アナーキーってこういうことなんだな。副題の「ジェンダー・ファッカー・シスターズ」の通り、言葉ではなくその存在でジェンダー論に立ち向かっていく。椿子の魅力を語るのはすごく難しいけど、女性解放運動家の伊藤野枝が渋谷で女の子のチームを率いて、男のチームとやりあう感じといったら結構正確に伝わる気がする。 …続きを読む
  キク

  2021年07月04日
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• ふたつおもて｡ ふたつおもて｡
  おひゃべりのナオ@【花飛】ヤオイは三月の異名にあらず

  2016年09月18日
  24人がナイス！しています
• とてもおもしろい。伊坂幸太郎を好きにならなければ読むことはなかったと思うので、伊坂先生にとても感謝している。めちゃくちゃ時代の先をいっていて、いま、軽い気持ち（かどうかはともかく）でトランスジェンダー とてもおもしろい。伊坂幸太郎を好きにならなければ読むことはなかったと思うので、伊坂先生にとても感謝している。めちゃくちゃ時代の先をいっていて、いま、軽い気持ち（かどうかはともかく）でトランスジェンダーを扱っていたりする作家の人は、膝から崩れ落ちそう。戦争の話なので、どことどこが戦って分裂して連合して密かに裏切って、みたいな複雑なところもあるのだが、登場人物たちがみんな魅力的で、総じて青春。 …続きを読む
  タカギ

  2025年09月23日
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