豊臣家の人々 新装版

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2008年02月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
528
ISBN:
9784041290095

豊臣家の人々 新装版

  • 著者 司馬 遼太郎
  • イラスト 横山 明
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2008年02月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
528
ISBN:
9784041290095

豊臣家衰亡を描いた司馬文学の傑作、待望の新装版!

貧農の家に生まれ、関白にまで昇りつめた豊臣秀吉の奇蹟は、彼の縁者たちを異常な運命に巻き込んだ。平凡な彼らに与えられた非凡な栄達は、凋落の予兆となる悲劇をもたらす。豊臣衰亡を浮き彫りにする連作長編。


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「豊臣家の人々 新装版」感想・レビュー
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  • 短編集。百姓の身分から天下を取った秀吉。その才が優れていたのは誰もが認めるところ。しかし晩年、秀吉にはこの政権が「後に続かない」という悩みがあった。その秀吉の後継者苦悩とその苦悩に振り回された人々は痛 短編集。百姓の身分から天下を取った秀吉。その才が優れていたのは誰もが認めるところ。しかし晩年、秀吉にはこの政権が「後に続かない」という悩みがあった。その秀吉の後継者苦悩とその苦悩に振り回された人々は痛々しい。秀吉に振り回されなければ、其々が身の丈に応じた暮らしがあり、ここまで悲劇にはならなかっただろうにとも思えてしまう。豊臣政権自体が戦国の平家物語のようだ。 …続きを読む
    レアル
    2014年03月12日
    109人がナイス!しています
  • 「北ノ政所」をど真ん中に置いて「淀殿・その子」秀頼で締めるところが、上手いな~。彼女らを取巻く列伝ではありながら、豊臣家の栄衰を描くひとつの物語に纏まっている。秀吉が茶々(浅井家の姫、のち淀殿)を抱い 「北ノ政所」をど真ん中に置いて「淀殿・その子」秀頼で締めるところが、上手いな~。彼女らを取巻く列伝ではありながら、豊臣家の栄衰を描くひとつの物語に纏まっている。秀吉が茶々(浅井家の姫、のち淀殿)を抱いた「自然の行為」の瞬間から近江衆が閥となり、尾張衆との対立の構図が出来上がってしまった。結局二派の対立が豊臣家を滅ぼすことにも。でもその栄衰をコントロールしたのは秀吉の正室「北ノ政所」こと寧々。秀吉とともに築いた豊臣家を、誰にも渡さず自らの手で断ち切った。さすがは従一位、胆力と政治感覚はお見事である。 …続きを読む
    壮の字
    2016年10月05日
    87人がナイス!しています
  • 豊臣家を題材に、全9話に別れてはいますが、ひとつの作品として読めました。一話目の弥助のくだりが好きです。冴えない百姓が紹介してもらった嫁をもらう。名はおとも、という。おともにはおとうとがいる。弟の幼名 豊臣家を題材に、全9話に別れてはいますが、ひとつの作品として読めました。一話目の弥助のくだりが好きです。冴えない百姓が紹介してもらった嫁をもらう。名はおとも、という。おともにはおとうとがいる。弟の幼名は猿と言った。もう、ここだけで、ぞくっとしました。あとは、太閤記、国盗物語、関ヶ原とリンクするシーン多数あり、別角度といった印象。最後の、豊臣家の栄華は秀吉という天才が生んだひとひらの幻影のようなもの、という言葉に全てが集約されてるような気もします。自分は淀殿に同情し、家康に嫌悪感を抱きました。 …続きを読む
    たつや
    2016年11月10日
    55人がナイス!しています

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