第14回 日本ホラー小説大賞 短編賞

角川ホラー文庫

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2007年11月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784043873012
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第14回 日本ホラー小説大賞 短編賞

角川ホラー文庫

  • 著者 曽根 圭介
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2007年11月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784043873012

外科医は、被差別者を救うために違法な手術をすることを決意する。暴力刑事は、少女の行方不明事件の捜査中に、かつて自分が通り魔として傷つけた男に出会う。2人の物語が交差する時、衝撃の結末が!


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「鼻」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 曽根作品初読み。理不尽と不条理が存分にブラックに描かれたSFホラー3編。自分という存在そのものが株式化された社会を描いた「暴落」は、パーソナルに纏わる様々な要因がステータスを決定付けるという、滑稽であ 曽根作品初読み。理不尽と不条理が存分にブラックに描かれたSFホラー3編。自分という存在そのものが株式化された社会を描いた「暴落」は、パーソナルに纏わる様々な要因がステータスを決定付けるという、滑稽でありながらもそら恐ろしい作品。囚われの身となった自分を何故か誰も解放してくれない「受難」は、今の世の中あながち無いとも言い切れない偏執的な人間の恐ろしさが描かれた怪作。そして表題作の「鼻」。ミステリ的な技巧を凝らしつつ、妄想が現実を凌駕する混沌とした世界を描いた強烈な一作だ。落ちに背筋が凍る満足度高めの1冊。 …続きを読む
    Yoko Omoto
    2016年06月04日
    163人がナイス!しています
  • ホラー系短編集。どれもが救われない破滅に向かう話であり共通する事は読み進めないと立ち位置が不明瞭な点である。「暴落」は人間の価値が株式市場で評価される時代に不良の兄のせい自身の株価が暴落し婚約者からも ホラー系短編集。どれもが救われない破滅に向かう話であり共通する事は読み進めないと立ち位置が不明瞭な点である。「暴落」は人間の価値が株式市場で評価される時代に不良の兄のせい自身の株価が暴落し婚約者からも見捨てられやがては自分の臓器まで売買される末路が描かれ「受難」は意識を失った男がビルとビルとの間の路地に手錠でつながれ時々顔を合わせる少女、少年と中年男性に助けを求めるも会話が噛み合わずに脱出できない。少女は新興宗教に取り憑かれ男を修行者で自分を介助者と思い込み男を穴に埋め込む。「鼻」は難解な話であった。 …続きを読む
    テディ
    2017年10月21日
    148人がナイス!しています
  • 曽根圭介さんは江戸川乱歩賞『沈底魚』のミステリー作家としか頭に無かったのですが、乱歩賞受賞の僅か1ケ月前、表題作で日本ホラー小説大賞短編賞受賞されていたのですね。びっくりです。「暴落」「受難」「鼻」の 曽根圭介さんは江戸川乱歩賞『沈底魚』のミステリー作家としか頭に無かったのですが、乱歩賞受賞の僅か1ケ月前、表題作で日本ホラー小説大賞短編賞受賞されていたのですね。びっくりです。「暴落」「受難」「鼻」の3編収録中、私の頭では最も難解だったのが受賞作「鼻」初読で???、ネタバレ解説読んで、やっと理解。(^^ゞ【私】の語る、鼻の欠けた人間が普通で、鼻のある人間が【テング】と呼ばれ残虐に迫害される世界と、【俺】の語る、刑事でありながら体臭恐怖症で、近くで臭いを嗅ぐ人間いれば、ぶちのめして鼻を潰し、金まで奪う世界→ …続きを読む
    文庫フリーク@灯れ松明の火(微速前進中)
    2016年02月21日
    136人がナイス!しています

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