薔薇いろのメランコリヤ 電子版
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発売日:
2007年01月12日
商品形態:
電子書籍

薔薇いろのメランコリヤ

  • 区分表記なし 小池 真理子
発売日:
2007年01月12日
商品形態:
電子書籍

年上の美しいエマとの出会いが18歳のわたしを変えた――。性と生を貫く、奔放で退廃的な快楽という香り

道ばたで偶然年上の美しいエマと知り合った十八歳の私。贅沢で気難しく奔放で孤高、その上匂い立つばかりのエロティシズム。エマの魔力にとりつかれた私がそのボーイフレンドを次々寝取ったことは、むしろ自然な成り行きであった――無名の詩人・晋平が出現するまでは。人が人を好きになる罪悪と悦び。愛し合えば合うほど陥る孤独という裂け目。誰も描き得なかった愛と哀しみに踏みこみ、小池ロマンの分岐点となった恋愛小説の金字塔。


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「薔薇いろのメランコリヤ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 若かった「私」はいくつも年上の女流詩人・エマと男を共有する。しかし晋平という男性が現れることで、「私」もエマも恋に苦しむようになる。双方の想いは深く、ここまで狂ったような恋を私は知らない。三角関係とい 若かった「私」はいくつも年上の女流詩人・エマと男を共有する。しかし晋平という男性が現れることで、「私」もエマも恋に苦しむようになる。双方の想いは深く、ここまで狂ったような恋を私は知らない。三角関係という陳腐な言葉では説明のつかない愛憎がここにある。結末は書かないが、お互いをつぶしてしまう恋というのはあるのだろう。そして、女性は強い。 …続きを読む
    佐島楓@執筆中
    2013年07月13日
    21人がナイス!しています
  • タイトルは、ギョーム・アポリネールの詩から取られている。アポリネールは、昨日を空ろな尼寺と例えた直後、薔薇いろのメランコリヤとも例える。この真逆の比喩は、昨日が移り変わることを諭している。人にとって過 タイトルは、ギョーム・アポリネールの詩から取られている。アポリネールは、昨日を空ろな尼寺と例えた直後、薔薇いろのメランコリヤとも例える。この真逆の比喩は、昨日が移り変わることを諭している。人にとって過去とは、起こった事象の記録ではなく、あくまで記憶の産物なのだ。時間が経過する毎に、記憶はその印象を変えていく。時に甘く、時に優しく、そして時に残酷に。22年前、まだ少女だった野乃は、美しい年上の女性・エマと出会う。ここでストーリーを紹介する行為は、あまり意味を成さない。(つづく) …続きを読む
    ぐうぐう
    2019年05月20日
    20人がナイス!しています
  • 同じ男を好きになる。という三角関係の話なのだけれど、小池さんにかかるとそんな薄っぺらい話にはもちろんならない。それぞれが自身でも気付かない程に愛に狂い、嫉妬し、孤独を深めていく様が怖くも、哀しくもあり 同じ男を好きになる。という三角関係の話なのだけれど、小池さんにかかるとそんな薄っぺらい話にはもちろんならない。それぞれが自身でも気付かない程に愛に狂い、嫉妬し、孤独を深めていく様が怖くも、哀しくもあり、また官能的でその愛にこちらまで引き込まれる。ラストの展開には嵐が去った後の様な静寂に包まれていて、美しい映画を観た後の様な溜息が出た。 …続きを読む
    けいこ
    2020年03月14日
    12人がナイス!しています

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