ロックンロール

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2007年08月25日
判型:
文庫判
ページ数:
304
ISBN:
9784043740048
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ロックンロール

  • 著者 大崎 善生
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2007年08月25日
判型:
文庫判
ページ数:
304
ISBN:
9784043740048

ツェッペリンの名曲をバックに、パリで繰り広げられる恋模様

小説執筆のためパリに滞在していた作家・植村は、筆の進まない作品を前にはがゆい日々を過ごしていた。しかし、そこに突然訪れた奇跡が彼を昂らせる。欧州の地で展開される、切なくも清々しい恋物語。 小説執筆のためパリに滞在していた作家・植村は、筆の進まない作品を前にはがゆい日々を過ごしていた。しかし、そこに突然訪れた奇跡が彼を昂らせる。欧州の地で展開される、切なくも清々しい恋物語。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「ロックンロール」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 【『ロック』の日】静かなる作風が大好きな大崎さんの作品を久しぶりに読みました。タイトルとは裏腹にほとんどロックしてなく、ロックどころかどちらかというとバラードテイストな作品かなと。でも、ソコが大崎さん 【『ロック』の日】静かなる作風が大好きな大崎さんの作品を久しぶりに読みました。タイトルとは裏腹にほとんどロックしてなく、ロックどころかどちらかというとバラードテイストな作品かなと。でも、ソコが大崎さんの魅力であり、真骨頂です。個人的にかなり村上春樹感が満載で、時折春樹さんの作品を読んでいるかのような錯覚さえありました。表現といい、主人公の考え方といい、ハルキストには楽しめる作品ではないかと思われます。読んでいて、誰も不幸にならず、無理な恋愛もなく、無駄な争いもない終始平和でステキな読書時間となりました。 …続きを読む
    おしゃべりメガネ
    2016年07月14日
    187人がナイス!しています
  • 雑誌編集長から転身して2作目のスランプからパリで心機一転で執筆してた作家の奇跡の恋の物語。 題名から音楽のロックと石ころのように人生は転がるという比喩の話やヒロイン久美子を通した男性関係の名前をしりと 雑誌編集長から転身して2作目のスランプからパリで心機一転で執筆してた作家の奇跡の恋の物語。 題名から音楽のロックと石ころのように人生は転がるという比喩の話やヒロイン久美子を通した男性関係の名前をしりとりで表したとこは面白いが、やっぱり本筋はパリで展開される切なく清々しい恋の物語と久美子の旅立ちの話だと思う。 恋の街パリ、そこに突然訪れてきた若くて儚げで魅力的な久美子との出会い。独身者ならずとも男性なら憧れる展開にドキドキしてしまう。 …続きを読む
    タックン
    2025年08月20日
    38人がナイス!しています
  • ブックオフで購入。(パイロットフィッシュ)(アジアンタムブルー)から繋がる感じに恋愛物。 雑誌編集者を辞め小説家になった中年男性がスランプ打破のためパリに滞在してたら突然、三角関係の渦中に入り込みあたふたする・・・。ヒロイン ブックオフで購入。(パイロットフィッシュ)(アジアンタムブルー)から繋がる感じに恋愛物。 雑誌編集者を辞め小説家になった中年男性がスランプ打破のためパリに滞在してたら突然、三角関係の渦中に入り込みあたふたする・・・。ヒロイン久美子のキャラ設定がよく引き込まれるなあ。題名のロックを音楽と人生の石が転がるがごとくに掛けて淡く恋愛を描いてて秀逸。でも大崎さん自身、元雑誌編集者から転身して小説家になり、これを書いてた当時20歳以下の女性と結婚したと市って小説っていうよりドキュメントではないかと思って残念 …続きを読む
    タックン
    2013年01月04日
    33人がナイス!しています

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