私という運命について

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2005年04月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
456
ISBN:
9784048736077

私という運命について

  • 著者 白石 一文
  • デザイン 角川書店装丁室
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2005年04月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
456
ISBN:
9784048736077

人間の運命とはいかなるものなのか……。気鋭作家による傑作書下し長編。

大手メーカーに勤務する冬木亜紀(29歳)が、かつて恋人からのプロポーズを断った際に、相手の母親から貰った一通の手紙……。女性にとって、恋愛、結婚、出産、家族、そして運命とは……。傑作書き下ろし長編。

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「私という運命について」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 大手企業に勤めるキャリア女性29歳からの10年間。恋愛と結婚。同じ年頃に読んでいたら共感できただろうか。生身の人間の生活や性愛、嫌悪や嫉妬などマイナスの感情がない。登場人物はみな美しい人、経済的にも恵 大手企業に勤めるキャリア女性29歳からの10年間。恋愛と結婚。同じ年頃に読んでいたら共感できただろうか。生身の人間の生活や性愛、嫌悪や嫉妬などマイナスの感情がない。登場人物はみな美しい人、経済的にも恵れ、賢く伸びやかに育つ。それがこの作者の持ち味でも良さでもあるのだろうが、生と死のシビアな内容でもあるのに、ただ運命という言葉に結びつけ、何か机上の空論のようにさえ感じる。しかしながらラストでは、そう、こんなことがあると思い、感慨深い読後となった。 …続きを読む
    クリママ
    2016年08月07日
    46人がナイス!しています
  • 主人公の亜紀は、第一期総合職世代のキャリア女性。仕事が出来て、真面目で頑張り屋だが、どこか頭でっかちで動物的な嗅覚を失っている。せっかく恋人からプロポーズを受けても、ただ結婚という行為にピンと来ない、 主人公の亜紀は、第一期総合職世代のキャリア女性。仕事が出来て、真面目で頑張り屋だが、どこか頭でっかちで動物的な嗅覚を失っている。せっかく恋人からプロポーズを受けても、ただ結婚という行為にピンと来ない、という理由だけであっさり断ってしまう。その後様々な経験や試練を経て、彼女は10年後にかつて別れた恋人と再会する。それは必然という名の運命なのか?人は時にどうしようもなく避けられない出来事に直面する。それをいかに受け止めるか、何を選択するか。その積み重ねこそが、唯一でかけがえのない人生を形作るのだろう。 …続きを読む
    wildchild@月と猫
    2015年07月31日
    39人がナイス!しています
  • 白石さん初。様々な運命に翻弄される、そしてその運命を受け入れていく人々の姿が描かれている。病気、事故、死などの出来事が多く、重苦しかった。ある人物が自分の人生はすべて自分の選んだことによって決定してい 白石さん初。様々な運命に翻弄される、そしてその運命を受け入れていく人々の姿が描かれている。病気、事故、死などの出来事が多く、重苦しかった。ある人物が自分の人生はすべて自分の選んだことによって決定していると語っているが、そうとばかり言えない運命を背負った人も登場する。生きていくということは、選んだにしろ選ばなかったにしろ、その運命を受け入れていくということなのだろう。最後の場面は切なく、涙が込み上げてきた。 …続きを読む
    もぺっと
    2016年02月16日
    35人がナイス!しています

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著者紹介

白石 一文(しらいし・かずふみ)

1958年、福岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。文芸春秋に勤務していた2000年、『一瞬の光』を刊行。各紙誌で絶賛され、鮮烈なデビューを飾る。09年『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』で山本周五郎賞を、翌10年には『ほかならぬ人へ』で直木賞を受賞。巧みなストーリーテリングと生きる意味を真摯に問いかける思索的な作風で、現代の日本文学シーンにおいて唯一無二の存在感を放っている。『不自由な心』『すぐそばの彼方』『私という運命について』『神秘』『愛なんて嘘』『ここは私たちのいない場所』『光のない海』など著作多数。
★デビュー作『一瞬の光』は累計35万部を突破し、WOWOWにてドラマ化された『私という運命について』(主演:永作博美/角川文庫)は累計30万部とそれぞれロングセラーを記録しています。

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