記憶の渚にて

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2019年01月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
592
ISBN:
9784041073070
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記憶の渚にて

  • 著者 白石 一文
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2019年01月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
592
ISBN:
9784041073070

小説の限界に挑む超大作! 直木賞作家、全身全霊の900枚。

世界的ベストセラー作家の兄の不審死と遺された謎だらけの随筆。記憶とは食い違う原稿の真実が明かされるとき、“世界”は大きく揺らぎはじめる――。 世界的ベストセラー作家の兄の不審死と遺された謎だらけの随筆。記憶とは食い違う原稿の真実が明かされるとき、“世界”は大きく揺らぎはじめる――。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

推薦コメント

これまでの白石作品のなかで最も立体的で謎に満ちた物語。
ひとりでも多くの人に読んでほしいです。
── 森絵都(作家)「本の旅人」7月号より

小説だからこそ生まれた大胆な“仮説”。
作者の物語る力に思わず引き込まれた。
── 養老孟司(解剖学者)

壮大かつダイナミック。
先読み不可能な白石一文の新たな傑作!
── 池上冬樹(文芸評論家)「本の旅人」7月号より

「記憶」のあり方を疑ったとき、人生の意味そのものが大きく変わる。
いくつもの謎に込められた意味が次々に明かされるクライマックスには鳥肌が立った。
大胆な仮説をもとに私たちの認識を問う、おそるべき野心作。
読後、世界が一変して見えるだろう。
── タカザワケンジ(書評家・ライター)


著者より
小説の限界に挑んだ、私の作家人生を賭けた作品。
私の読者も、そうでない方も、私の小説が嫌いな方も、とにかく読んで下さい。

「記憶の渚にて」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 掴みはよかった。その後、青息吐息で一週間近くかかって読了。帯のド派手な「小説の限界に挑む超大作」というコピーを読んだときの嫌な予感そのままの作品だった。白石作品だから意地で読んだけど、これは途中でやめ 掴みはよかった。その後、青息吐息で一週間近くかかって読了。帯のド派手な「小説の限界に挑む超大作」というコピーを読んだときの嫌な予感そのままの作品だった。白石作品だから意地で読んだけど、これは途中でやめてよかったヤツ。あまりに辛いので、(このレビュー)ボカシかけとくか。 …続きを読む
    ミカママ
    2021年04月23日
    463人がナイス!しています
  • スピリチュアル的な内容でした。兄の死の謎と記憶と食い違う手記から真相に迫ろうとする古賀。次々と謎が出てくるのに引き込まれました。イギリスにまで物語が広がるのはスケールが大きいですよね。全ての謎が結びつ スピリチュアル的な内容でした。兄の死の謎と記憶と食い違う手記から真相に迫ろうとする古賀。次々と謎が出てくるのに引き込まれました。イギリスにまで物語が広がるのはスケールが大きいですよね。全ての謎が結びついたときの終わり方に驚かされます。 …続きを読む
    優希
    2022年01月11日
    50人がナイス!しています
  • 感想を表すのが難しい。面白いところもたくさんあるが、ついていけない、もしくはつきあっちゃいられないところもたくさん。超常現象やあらゆる偶然だけではなく、小島美樹の謎の巨乳設定とか…最後まで何故胸の事ば 感想を表すのが難しい。面白いところもたくさんあるが、ついていけない、もしくはつきあっちゃいられないところもたくさん。超常現象やあらゆる偶然だけではなく、小島美樹の謎の巨乳設定とか…最後まで何故胸の事ばかり書いてるのかなと理由を探してしまった。理由は無かった。でも「記憶」の因果と記録の関係については思わず付箋を貼るほど面白かった。白石一文って何冊も読んだがいつも感想は謎だ。 …続きを読む
    ゆきらぱ
    2019年03月04日
    39人がナイス!しています

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著者紹介

写真:白石一文(しらいし・かずふみ)

白石一文(しらいし・かずふみ)

1958年、福岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。文藝春秋に勤務していた2000年、『一瞬の光』を刊行。各紙誌で絶賛され、鮮烈なデビューを飾る。09年『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』で山本周五郎賞を、翌10年には『ほかならぬ人へ』で直木賞を受賞。巧みなストーリーテリングと生きる意味を真摯に問いかける思索的な作風で、現代日本文学シーンにおいて唯一無二の存在感を放っている。『不自由な心』『すぐそばの彼方』『私という運命について』『神秘』『愛なんて嘘』『ここは私たちのいない場所』『光のない海』など著作多数。

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