すぐそばの彼方

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2005年01月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
416
ISBN:
9784043720033
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すぐそばの彼方

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2005年01月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
416
ISBN:
9784043720033

一度きりの人生で彼が本当に求めていたのは何だったのだろう。力作長編。

4年前の不始末から精神的に不安定な状況に陥っていた龍彦の父は、次期総裁レースの本命と目されていた。その総裁レースを契機に政界の深部にのまれていく龍彦。愛と人間存在の意義を問う力作長編! 4年前の不始末から精神的に不安定な状況に陥っていた龍彦の父は、次期総裁レースの本命と目されていた。その総裁レースを契機に政界の深部にのまれていく龍彦。愛と人間存在の意義を問う力作長編!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「すぐそばの彼方」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • あー、わたしダメだ、こういう男。 あー、わたしダメだ、こういう男。
    ミカママ
    2018年04月02日
    221人がナイス!しています
  • 本の題名は何を意図したのだろうか? 大物代議士を父に持つという設定は白石一文の定番でそこから精神に失調をきたし、再生を図るというのも また定番の展開である。だが主人公には共感できない。エリート意識のよう 本の題名は何を意図したのだろうか? 大物代議士を父に持つという設定は白石一文の定番でそこから精神に失調をきたし、再生を図るというのも また定番の展開である。だが主人公には共感できない。エリート意識のようなものは初期の作品からだが、人間の弱さのようなものを書き込めていないように思う。ほのかな希望のようなものがあれば、少しは救われたのに・・ 残念。 …続きを読む
    遥かなる想い
    1970年01月01日
    79人がナイス!しています
  • 所蔵の再読。映画かTVにできそうだ。 政治家の息子が複雑な家族で育ち雑誌記者になる。自殺未遂から立ち直り、出馬のために家に帰り子供とも平和な生活を取り戻したかと思われた。首相の失脚を企む父の成功と自殺未 所蔵の再読。映画かTVにできそうだ。 政治家の息子が複雑な家族で育ち雑誌記者になる。自殺未遂から立ち直り、出馬のために家に帰り子供とも平和な生活を取り戻したかと思われた。首相の失脚を企む父の成功と自殺未遂からの信頼回復が混じり少し複雑な進展。自殺未遂後心をいやした女は、妻と義理父に脅されて身を引いた。しかし、女に生まれた子供が居ることを知り田舎に会いに行く。そこで話は終わる。出馬を取りやめこの家族に戻るか? …続きを読む
    下良
    2020年04月03日
    20人がナイス!しています

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著者紹介

白石 一文(しらいし・かずふみ)

1958年、福岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。文芸春秋に勤務していた2000年、『一瞬の光』を刊行。各紙誌で絶賛され、鮮烈なデビューを飾る。09年『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』で山本周五郎賞を、翌10年には『ほかならぬ人へ』で直木賞を受賞。巧みなストーリーテリングと生きる意味を真摯に問いかける思索的な作風で、現代の日本文学シーンにおいて唯一無二の存在感を放っている。『不自由な心』『すぐそばの彼方』『私という運命について』『神秘』『愛なんて嘘』『ここは私たちのいない場所』『光のない海』など著作多数。
★デビュー作『一瞬の光』は累計35万部を突破し、WOWOWにてドラマ化された『私という運命について』(主演:永作博美/角川文庫)は累計30万部とそれぞれロングセラーを記録しています。

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