風穴をあける

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2006年11月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041285039
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風穴をあける

  • 著者 谷川 俊太郎
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2006年11月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041285039

多くの友人たちの記憶は、今の私を励ましてくれる。

書くこと。本当に自分が読みたい本。たくさんの友人たちとの思い出。詩人の暮らしを支えたすべてのものに、愛をこめて真摯に向き合った珠玉のエッセイ集。 書くこと。本当に自分が読みたい本。たくさんの友人たちとの思い出。詩人の暮らしを支えたすべてのものに、愛をこめて真摯に向き合った珠玉のエッセイ集。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「風穴をあける」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 詩人谷川俊太郎のエッセイ。谷川さんのエッセイには、詩人ならではの、物事の本質を短い言葉で表した表現があちこちにあって、読んでいてとても気持ちがいい。例えば・・・「だが、無私は自分をなくしてしまうことで 詩人谷川俊太郎のエッセイ。谷川さんのエッセイには、詩人ならではの、物事の本質を短い言葉で表した表現があちこちにあって、読んでいてとても気持ちがいい。例えば・・・「だが、無私は自分をなくしてしまうことではない。そんなことは誰にも出来ないだろう。既成の価値基準や倫理に縛られた自分から離れて、性急な判断をせずに人の心に自分の心を共振させる、それが無私だと思う」こんな珠玉の言葉が散りばめられているのだ。僕としてはときに難解過ぎる詩を読むよりも、むしろエッセイの方が言葉の美しさに耽溺出来るような気がしている。 …続きを読む
    生活相談屋
    2017年10月25日
    2人がナイス!しています
  • 買った数冊の本を持ちながら電車の中で「本の恐怖」を読んだ時、何だかずっしりと本が重たくなった気がした。読みながらずっと笑い声が零れそうになるのを堪えていた。 買った数冊の本を持ちながら電車の中で「本の恐怖」を読んだ時、何だかずっしりと本が重たくなった気がした。読みながらずっと笑い声が零れそうになるのを堪えていた。
    藤野
    2016年02月27日
    1人がナイス!しています
  • 詩人の中には孤高のような詩を書き読み手にも考える事、感じる事を促するタイプの作家と子供にも分かるような端的な言葉で書きながらもあることに気がつくと世界は全然違って見えるしそんな世界は貴方の隣にも広がっ 詩人の中には孤高のような詩を書き読み手にも考える事、感じる事を促するタイプの作家と子供にも分かるような端的な言葉で書きながらもあることに気がつくと世界は全然違って見えるしそんな世界は貴方の隣にも広がっているんだよと気付く手伝いをしてくれるような作家とがいると思うのだけど谷川俊太郎は後者でしょうね、圧倒的に。この本は詩集ではなく友達とのことについての文章を集めた作品集なのですが基本的には普段と同じ穏やかで日常的な文章が並ぶのですが谷川俊太郎の優しい目線を通して相手を思う気持ちが伝わってきます。 …続きを読む
    けにー
    2015年05月31日
    1人がナイス!しています

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