走ろうぜ、マージ

走ろうぜ、マージ

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2006年05月31日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
312
ISBN:
9784048839501

走ろうぜ、マージ

  • 著者 馳 星周
  • デザイン 角川書店装丁室 鈴木久美
  • デザイン 角川書店装丁室
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2006年05月31日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
312
ISBN:
9784048839501

愛犬にとって最後の夏。作家は軽井沢で生活することに決めた。

十一年間一緒に過ごしてきた愛犬マージが末期癌に冒されていることが判明した。マージにとって最後になるかもしれない夏を、酷暑の東京で過ごさせるわけにはいかない--こうして馳星周の軽井沢生活が始まった。 十一年間一緒に過ごしてきた愛犬マージが末期癌に冒されていることが判明した。マージにとって最後になるかもしれない夏を、酷暑の東京で過ごさせるわけにはいかない--こうして馳星周の軽井沢生活が始まった。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「走ろうぜ、マージ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 馳さんの犬関連の本3冊目です。これはご自分の経験を書かれているものでした。2代とも同じ犬種でしかも同じ病気で亡くなったことを文庫版のあとがきで知ることができました。私自身と完ぺきに重なって(今は三代目で 馳さんの犬関連の本3冊目です。これはご自分の経験を書かれているものでした。2代とも同じ犬種でしかも同じ病気で亡くなったことを文庫版のあとがきで知ることができました。私自身と完ぺきに重なって(今は三代目ですがすべて同じ犬種)しかもみとったのも私なので、自宅で読んでいてよかったと思いました。ジジイ化が進んだせいかもあって涙と鼻水でぐちゃぐちゃになってしまいました。 …続きを読む
    KAZOO
    2016年10月16日
    152人がナイス!しています
  • ノワール作家として知られている馳星周さんの愛犬の最期を看取った日記。初めて自分で飼った犬は短命なバーニーズ。常に一緒にいたマージが段々と弱っていく様子を見るのは寂しく辛いもの。ご飯を食べたか、おしっこ ノワール作家として知られている馳星周さんの愛犬の最期を看取った日記。初めて自分で飼った犬は短命なバーニーズ。常に一緒にいたマージが段々と弱っていく様子を見るのは寂しく辛いもの。ご飯を食べたか、おしっこをしたか、今日は元気か、それで一喜一憂するわけで、それらを日記として日々の営みが繰り返されるリアル感がなお辛さを膨らませる。我が家の老犬君を横目で見ながらいろんなことを考えました。 …続きを読む
    TATA
    2024年01月06日
    42人がナイス!しています
  • 著者が初めて飼ったバーニーズ・マウンテン・ドッグのマージ。彼女が11歳の時に悪性組織球症を発症する。余命3ヶ月。馳さんは軽井沢でマージと同じ犬種の雄のワルテルと共に過ごすことを決める。マージの最期には 著者が初めて飼ったバーニーズ・マウンテン・ドッグのマージ。彼女が11歳の時に悪性組織球症を発症する。余命3ヶ月。馳さんは軽井沢でマージと同じ犬種の雄のワルテルと共に過ごすことを決める。マージの最期にはウルっと来てしまった。そう、動物には弱いし涙が出てくることは分かっているけれども吸い込まれるように読んでしまった。馳さんと奥様とマージとワルテル。家族愛が凄い。最後まで必死にお世話をする姿に本当に胸が熱くなる。マージは自分と一緒にいて幸せだったのだろうか?と馳さんは問いかける。絶対幸せだったと思う。 …続きを読む
    瑪瑙(サードニックス)
    2022年01月05日
    41人がナイス!しています

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