一角獣

一角獣

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2003年05月22日
判型:
A5変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
144
ISBN:
9784048734493

一角獣

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2003年05月22日
判型:
A5変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
144
ISBN:
9784048734493

匂い立つ恋のきらめきと憂愁を凝縮した珠玉短編集。

直木賞作家と、版画家の出会いから生まれた成熟の世界。 直木賞作家と、版画家の出会いから生まれた成熟の世界。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「一角獣」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 初読み。短編、掌編集。各編、冒頭の一文で引き込まれる非日常的で甘美な雰囲気。女性の深い情念を描いた世界も、この短編でちょうど良い深みで収まる。この先は?くらいでちょうど良い。一角獣も良かったが、光きら 初読み。短編、掌編集。各編、冒頭の一文で引き込まれる非日常的で甘美な雰囲気。女性の深い情念を描いた世界も、この短編でちょうど良い深みで収まる。この先は?くらいでちょうど良い。一角獣も良かったが、光きらめく海も良かった。短編以外も読んでみたい。 …続きを読む
    つね
    2019年07月20日
    32人がナイス!しています
  • 面白かったです。さらさらと読めましたが、女の情念をひたひたと感じました。挿絵も綺麗で、お話の不思議な感じにぴったりでした。「一角獣」で描かれた純潔が印象的でした。「妖かし」が好きでした。 面白かったです。さらさらと読めましたが、女の情念をひたひたと感じました。挿絵も綺麗で、お話の不思議な感じにぴったりでした。「一角獣」で描かれた純潔が印象的でした。「妖かし」が好きでした。
    2016年02月19日
    26人がナイス!しています
  • アンデルセンの童話である『絵のない絵本』を思い出してしまった。小池真理子さんが あとがき で書いているように 絵葉書の中にも収めてしまえそうな短編集。ひとつひとつの作品の その情景が 挿し絵のように浮かび アンデルセンの童話である『絵のない絵本』を思い出してしまった。小池真理子さんが あとがき で書いているように 絵葉書の中にも収めてしまえそうな短編集。ひとつひとつの作品の その情景が 挿し絵のように浮かびあがってくるように美しい。とはいっても そのネタは童話のような浮世離れした話ではない。男女のよりそえない事情、老夫婦の死別、過ぎ去ってしまった過去、など実際の身のまわりの理由ありのようなことがテーマになっている。童話のような美しい世界は本の中だけでなく、気をつけてみれば現実社会の中にもあるのかもしれない。 …続きを読む
    シュラフ
    2015年07月20日
    24人がナイス!しています

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