熱帯感傷紀行 -アジア・センチメンタル・ロード-

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2002年09月25日
判型:
文庫判
ページ数:
224
ISBN:
9784043661015
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熱帯感傷紀行 -アジア・センチメンタル・ロード-

  • 著者 中山 可穂
  • イラスト 平尾 香
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2002年09月25日
判型:
文庫判
ページ数:
224
ISBN:
9784043661015

緑がしたたる、抒情がしみる――

タイ人男性にしつこくナンパされ、かき氷の誘惑にお腹を壊し、スマトラの暴走バスに命からがら……失恋、スランプ、貧乏と三重苦のわたしを待ち受けていたアジアの熱気と混沌。ほろ苦失恋旅行記。 タイ人男性にしつこくナンパされ、かき氷の誘惑にお腹を壊し、スマトラの暴走バスに命からがら……失恋、スランプ、貧乏と三重苦のわたしを待ち受けていたアジアの熱気と混沌。ほろ苦失恋旅行記。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

  • ニコニコカドカワ祭り2025

「熱帯感傷紀行 -アジア・センチメンタル・ロード-」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 中山さんが旅行記?!というミスマッチ感にびっくりして読んでみる。なるほど、まだデビューしたての頃(1996年)の旅&紀行文らしい。タイ、マレーシア、インドネシア、シンガポールと巡る、失恋貧乏一人旅。なる 中山さんが旅行記?!というミスマッチ感にびっくりして読んでみる。なるほど、まだデビューしたての頃(1996年)の旅&紀行文らしい。タイ、マレーシア、インドネシア、シンガポールと巡る、失恋貧乏一人旅。なるだけ安い手段で移動し、着いた先で安宿を確保するという、私から見ればかなりヘヴィーな旅。おなか壊すとわかっていても食べずにいられなかったり、ナンパまがいのバイクタクシーに困ったり、自称シムラケンのトライショーなどなど大変そうだけど楽しそう。お風呂で読んでたので、湯気がアジアの熱気気分でちょうど良かった。 …続きを読む
    なゆ
    2021年01月29日
    70人がナイス!しています
  • 中山可穂さん、とても好きです。ずっと読みたいと思っていた本ですが、長らく積んでいました。いや~、若いころの作品なんですね、とっても良かったです!ご本人は「拙い」と評されていますが、これは拙いではなく「 中山可穂さん、とても好きです。ずっと読みたいと思っていた本ですが、長らく積んでいました。いや~、若いころの作品なんですね、とっても良かったです!ご本人は「拙い」と評されていますが、これは拙いではなく「若い」が正しいと感じます、若さに任せた、とまでは言いませんが、若いからこそ恋愛に翻弄され、その熱量が産んだ作品と感じます。アジアに魅力はあまり感じなかったのですが(私もお腹が弱いので(_ _;)行きたい!と感じさせる軽妙な筆致でした。この作品、私はとても好きです。大変楽しめました! …続きを読む
    あまりりす
    2016年08月29日
    16人がナイス!しています
  • タイもマレーシアもインドネシアも好きで何度か旅してます。ヤモリ怖いなら南に行くな。ドリアン食べられないなら熱帯に行くな。中山可穂恒例の「恋人への未練が断ち切れない」「小説が書けない」泣き言シリーズ。そ タイもマレーシアもインドネシアも好きで何度か旅してます。ヤモリ怖いなら南に行くな。ドリアン食べられないなら熱帯に行くな。中山可穂恒例の「恋人への未練が断ち切れない」「小説が書けない」泣き言シリーズ。そんな精神状態で何故貧乏旅行に拘るのだろう。マゾだから。より辛い目にあって失恋の痛み(書けない悩み)を誤魔化そうとしてるんだろうけど、世界中どこに行っても自分からは逃げられへんで。せめて治安のいいインドネシアの田舎か、タイの北部で心の洗濯すればいいのに。私はもう一度ロンボク島に行きたい。そしてロブスター食べる。 …続きを読む
    ゆいまある
    2018年08月05日
    13人がナイス!しています

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