- 著者 香納 諒一
- デザイン 角川書店装丁室
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2001年09月21日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 624
- ISBN:
- 9784041911051
ただ去るが如く
- 著者 香納 諒一
- デザイン 角川書店装丁室
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2001年09月21日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 624
- ISBN:
- 9784041911051
正統派ハードボイルドの旗手が放つ、鮮烈なピカレスク・ロマン
組織を捨て、世間からもはぐれた男が冷たい炎を胸に、3億円強奪を目論む。背けた貌と飢えた牙。寡黙な男たちの肖像を、乾いた筆致で描く力作長編。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「ただ去るが如く」感想・レビュー
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1996年の作品。5年前に同じ組の幹部を殺害し大阪を後にした橋爪。一見カタギのような生活を送っているが、その裏では元タンカー乗りの老人万田と表沙汰に出来ない金を強奪するという裏仕事に手を染めている。あるこ …続きを読む2024年08月23日35人がナイス!しています
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死んだね~ってぐらいに死んだな。なんか誰も幸せになってないのでちょっと寂しい感じの終わりだというか。二人の今後には少しの明るさもないし。息子とかどうなるのかなとか色々気になる終わり。どう転んでもうまく …続きを読む2013年11月12日1人がナイス!しています
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男のニヒリズムと言うべきなんでしょうか。 そんなにかっこ良く生きられませんし強くもありませんよね、普通の人間は。 小説だからこそ味わえる純愛であったり、筋を通す律儀さであったりするのですが、私はこうい …続きを読む2013年08月20日1人がナイス!しています