おくのほそ道(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2001年07月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
258
ISBN:
9784043574025
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おくのほそ道(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

  • 著者 松尾 芭蕉
  • 編者 角川書店
  • デザイン 谷口 広樹
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2001年07月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
258
ISBN:
9784043574025

声に出して読もう!芭蕉と一緒に旅する、予備知識不要の古典シリーズ第一弾

旅に生きた俳聖松尾芭蕉の、約5ヵ月にわたる奥羽北陸の旅日記。元禄2年(1689)3月、門弟曾良を伴って江戸を出発、各地の名所旧跡を巡って、9月の大垣到着までを記した。単なる日記を超えて、風雅の誠を求止め、真の俳諧の道を実践し続けた魂の記録であり、俳句愛好者の聖典でもある。ふりがな付きの古文現代語訳は、わかりやすいだけでなく、朗読にも最適。地図や写真など資料も豊富で、この1冊で、すべてが分かる。 旅に生きた俳聖松尾芭蕉の、約5ヵ月にわたる奥羽北陸の旅日記。元禄2年(1689)3月、門弟曾良を伴って江戸を出発、各地の名所旧跡を巡って、9月の大垣到着までを記した。単なる日記を超えて、風雅の誠を求止め、真の俳諧の道を実践し続けた魂の記録であり、俳句愛好者の聖典でもある。ふりがな付きの古文現代語訳は、わかりやすいだけでなく、朗読にも最適。地図や写真など資料も豊富で、この1冊で、すべてが分かる。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

 人生は旅──みちのく憧憬
 旅立ち──弥生のあけぼの
 草加の宿──旅の第一夜
 室の八島──木の花咲耶姫
 日光──仏五左衛門の宿
 黒髪山──同行者曾良
 那須野──八重撫子のかさね
 黒羽──玉藻の前・那須の与一
 雲巌寺──禅の師仏頂和尚の庵 
 殺生石──那須温泉
 蘆野の柳──西行の遊行柳
 白河の関──白妙の卯の花
 須賀川──風流の初め
 栗の花──遁世の境地
 浅香山──浅香の沼のかつみ
 信夫の里──しのぶもじ摺りの石
 飯塚の里──佐藤氏の遺跡
 飯塚──飯塚温泉の一夜
 笠島──五月雨の道
 武隈の松──岩沼の二木の松
 宮城野──仙台の名所見物
 壺の碑──多賀城出土の石碑
 末の松山・塩竈の浦──琵琶法師の奥浄瑠璃
 塩竈神社──和泉三郎の宝灯
 松島──造化の天工
 松島──雄島が磯
 松島──瑞巌寺
 石巻──繁華な港町
 平泉──高館・光堂
 尿前の関──人馬同居の宿
 山刀伐峠──危険な山越え
 尾花沢──紅花と蚕飼い
 立石寺──岩にしみ入る蝉の声
 最上川──五月雨を集めた急流
 出羽三山──羽黒山
 出羽三山──月山・湯殿山
 酒田──海上の夕涼み
 象潟──能因島・ねぶの花
 越後路──佐渡の夜空の天の河
 市振──遊女と萩と月
 越中路──黒部川・那古の浦
 金沢──愛弟子の早世
 多太神社──実盛の甲
 那谷──白秋の風
 山中──温泉宿の美談
 別離──曾良の病気
 全昌寺──一夜の隔て
 汐越の松──西行の歌
 天竜寺・永平寺──北枝との別れ
 福井──等栽という隠士
 敦賀──気比神宮と遊行上人
 種の浜──ますほの小貝
 大垣──終着、そして新たなる旅路へ

解説
 松尾芭蕉──作者紹介
 『おくのほそ道』──作者紹介

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「おくのほそ道(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 再読ですがもうなんども読んでいて、殆ど最初のほうは暗記しているくらいです。このビギナーズは最初に現代語訳があり、その後に原文があります。ですので比較的読みやすいのでしょう。いつも思うのですが、同じ足跡 再読ですがもうなんども読んでいて、殆ど最初のほうは暗記しているくらいです。このビギナーズは最初に現代語訳があり、その後に原文があります。ですので比較的読みやすいのでしょう。いつも思うのですが、同じ足跡をたどってみたい気がします。山寺はなんどか行ったことがあるのですが。 …続きを読む
    KAZOO
    2017年04月03日
    163人がナイス!しています
  • 桃青が雅号である。松島で句を詠んでいるのは曾良。これまで現代文で読んでこなかったので、よくわかっていなかったことが理解できた。英語を読むより古文の方が不得意だということを知る。デザイン:谷口広樹。桃青 桃青が雅号である。松島で句を詠んでいるのは曾良。これまで現代文で読んでこなかったので、よくわかっていなかったことが理解できた。英語を読むより古文の方が不得意だということを知る。デザイン:谷口広樹。桃青は三重県伊勢市出身とのこと …続きを読む
    kaizen@名古屋de朝活読書会
    2013年10月29日
    121人がナイス!しています
  • 古文の現代語訳付き、解説も的確で読みやすい。「五月雨をあつめて早し最上川」「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」「夏草や兵どもが夢の跡」など有名な俳句が旅のどのような状況で詠まれたかがわかる。この旅のメインは 古文の現代語訳付き、解説も的確で読みやすい。「五月雨をあつめて早し最上川」「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」「夏草や兵どもが夢の跡」など有名な俳句が旅のどのような状況で詠まれたかがわかる。この旅のメインはやはり松島であろうが、そこでは芭蕉は歌を詠めず、平泉で三句披露している。平泉を訪れた際、芭蕉の像と句碑があったのを思い出す。帰りの北陸道では「荒海や佐渡に横たふ天の河」がやはり図抜けて素晴らしい。旅に生きた芭蕉は西行の句と訪れた土地に強く想いを馳せている。最上川や出羽三山は句を詠んだ場所を実際に訪れてみたい。 …続きを読む
    アキ
    2023年01月14日
    120人がナイス!しています

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