遺骨

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2001年05月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
368
ISBN:
9784041607534
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遺骨

  • 著者 内田 康夫
  • イラスト 八木 美穂子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2001年05月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
368
ISBN:
9784041607534
刺殺された製薬会社の営業マンが寺に預けた骨つぼ。骨つぼをめぐる謎の人物を探っていた浅見はやがて、医学界の驚愕の真相にたどり着く。浅見光彦が医療の原罪を追う、感動作。 刺殺された製薬会社の営業マンが寺に預けた骨つぼ。骨つぼをめぐる謎の人物を探っていた浅見はやがて、医学界の驚愕の真相にたどり着く。浅見光彦が医療の原罪を追う、感動作。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「遺骨」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • トラベルミステリを得意とする著者、今回の舞台は明石海峡大橋開通まじかの淡路島と金子みすゞの故地山口、銅山の土地足尾。なのだが変に社会問題を扱っているために、両者とも影が薄くなってしまっている。ミステリ トラベルミステリを得意とする著者、今回の舞台は明石海峡大橋開通まじかの淡路島と金子みすゞの故地山口、銅山の土地足尾。なのだが変に社会問題を扱っているために、両者とも影が薄くなってしまっている。ミステリ自体は足の探偵ともいえる堅実な造りだが、著者の思想が前面に出ているため読んでいる間中違和感が付きまとってしまう。大きな出来事の背後には薄暗い過去を持った特定の利益集団が存在する、という構造は現在の目から見るとそちらにも違和感が付きまとってしまうなあ。やはり古臭さが目に付いてしまうちょっと微妙な作品でした。 …続きを読む
    HANA
    2022年12月19日
    60人がナイス!しています
  • 探偵・浅見光彦シリーズ。取材で訪れた淡路島で偶然であった男性が、数日後殺されます。偶然の縁から興味が湧いた浅見は、殺された男性の足取りを追いますが、男性の関係者が立て続けに殺されます。現場は、栃木県の 探偵・浅見光彦シリーズ。取材で訪れた淡路島で偶然であった男性が、数日後殺されます。偶然の縁から興味が湧いた浅見は、殺された男性の足取りを追いますが、男性の関係者が立て続けに殺されます。現場は、栃木県の足尾。そこは、かつて銅山で栄え、終戦直後には日本への引き揚げ組と朝鮮への帰還組が集まる地でもありました。そこで起きた過去の罪が、新たなる悲劇をもたらします。本作では、時事ネタとして、脳死問題が取り上げられています。脳死は、人の死なのか?医師の倫理観なども絡ませて面白い物語になっていると思いました。 …続きを読む
    HiroNuma7
    2016年10月22日
    16人がナイス!しています
  • 731部隊で人体実験をしたような非人間的な人たちが臓器移植,脳死を主導するのはどうなのよ、という疑問が殺人の動機らしい。本書は平成9年出版。当時は既に731部隊は新しい話題ではなかったと思う。森村誠一氏により 731部隊で人体実験をしたような非人間的な人たちが臓器移植,脳死を主導するのはどうなのよ、という疑問が殺人の動機らしい。本書は平成9年出版。当時は既に731部隊は新しい話題ではなかったと思う。森村誠一氏により731部隊の詳細が明らかにされたのはもっと前だと記憶している。で、そういう公憤が殺人にまで至るのかということが???なわけです。731部隊に関係した人たちが、戦後の医療をリードしたということは驚きではあるけれども、既に被害者である中国は日本が追いつけないほどのIT進化を遂げていることをどう考える? …続きを読む
    嘉月堂
    2020年04月25日
    10人がナイス!しています

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