冬のオペラ

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2002年05月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784043432059

冬のオペラ

  • 著者 北村 薫
  • イラスト おーなり 由子
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2002年05月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784043432059

探偵は、犯人を知ろうとするものなのです--それが誰であったとしても

名探偵はなるのではない、存在であり意志である――名探偵巫弓彦に出会った姫宮あゆみは、彼の記録者になった。そして猛暑の下町、雨の上野、雪の京都で二人は、哀しくも残酷な三つの事件に遭遇する……。

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「冬のオペラ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 存分に味わった、一冊。「遠い唇」繋がりで手にしたこちらの作品。物語が醸し出す雰囲気、テンポ、推理、北村さんの言葉選び、それらを存分に味わった。そして名探偵 巫さんの静かな佇まい。わたし、のあくまでも記 存分に味わった、一冊。「遠い唇」繋がりで手にしたこちらの作品。物語が醸し出す雰囲気、テンポ、推理、北村さんの言葉選び、それらを存分に味わった。そして名探偵 巫さんの静かな佇まい。わたし、のあくまでも記録係に徹する姿。この二人の姿、醸し出す距離感と空気感が特に柔らかさを感じて好き。「蘭と韋駄天」はニコライ堂を思わず確かめたくなる衝動に駆られるほどの推理。表題作「冬のオペラ」は推理よりもせつなさに心掴まれた。ハッとするほど胸に刺さる言葉、力強さとせつなさを携えた言葉が心に静かに舞う。 …続きを読む
    ちょろこ
    2020年02月11日
    115人がナイス!しています
  • 人知を超えた難事件のみを引き受ける名探偵・巫(かんなぎ)弓彦 世界一の警察力を誇る平和国家・日本に、そうそう難事件はある筈もなく今日もバイトで生計を立てる名探偵(笑) コミカル系かと思いきや、第三話  人知を超えた難事件のみを引き受ける名探偵・巫(かんなぎ)弓彦 世界一の警察力を誇る平和国家・日本に、そうそう難事件はある筈もなく今日もバイトで生計を立てる名探偵(笑) コミカル系かと思いきや、第三話 悲しい真実が見えてしまう名探偵にちょっぴり同情しました …続きを読む
    射手座の天使あきちゃん
    2011年08月13日
    81人がナイス!しています
  • 好感度の高い『月の砂漠をさばさばと』と正直苦手だった『空飛ぶ馬』、両方とも北村薫だとは盲点だった。『もうすこしです』。「浮気調査や探し物はしない、“名探偵”にふさわしい事件だけを解決」するためにアルバ 好感度の高い『月の砂漠をさばさばと』と正直苦手だった『空飛ぶ馬』、両方とも北村薫だとは盲点だった。『もうすこしです』。「浮気調査や探し物はしない、“名探偵”にふさわしい事件だけを解決」するためにアルバイトで生計をたてる巫(かんなぎ)。その記録係のOLあゆみ視点の語りで、まずふたつの短編で日常系かと思わせて、表題の中編で名探偵にふさわしい推理モノとして読み応えは充分。それぞれの事件の真相がなかなかにえげつないあたりはやはり『空飛ぶ馬』の著者ですね。 …続きを読む
    おかむー
    2020年09月07日
    63人がナイス!しています

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