言葉の虫めがね

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2001年06月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
208
ISBN:
9784041754061
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言葉の虫めがね

  • 著者 俵 万智
  • 装丁 谷口 広樹
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2001年06月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
208
ISBN:
9784041754061

口ずさめば、言葉は時空を越えて、甦る。

きのうの「好き」と、きょうの「好き」。言葉は、いまの気持ちを伝えリ一瞬のもの。読むこと、詠むこと、口ずさむこと。言葉を観察し、発見するエッセイ集。 きのうの「好き」と、きょうの「好き」。言葉は、いまの気持ちを伝えリ一瞬のもの。読むこと、詠むこと、口ずさむこと。言葉を観察し、発見するエッセイ集。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「言葉の虫めがね」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 俵万智さんの、とってもよくわかるエッセイ。高校教師を辞めて随分になるが、未だ若干の教師風を残す。前半は言葉をめぐるあれこれ、後半は短歌(古典も近・現代も)を鑑賞する。短歌は自家薬籠中のジャンルであるか 俵万智さんの、とってもよくわかるエッセイ。高校教師を辞めて随分になるが、未だ若干の教師風を残す。前半は言葉をめぐるあれこれ、後半は短歌(古典も近・現代も)を鑑賞する。短歌は自家薬籠中のジャンルであるかもしれないが、言葉に関してもさすがに鋭敏だし、そもそも関心も深い。市井に出かけ、主として若い人たちの言葉に耳を傾け(耳をダンボにし)分析して見せる。ほとんど言語学者である。しかも、読んでいて面白い。この人はエッセイストとしてもまた一流である。 …続きを読む
    ヴェネツィア
    2024年03月19日
    297人がナイス!しています
  • 敬語を重ねすぎると慇懃無礼になっていく、言葉に超、激をつける、耳をダンボにする、都会人の単語のアクセントが平板になること、石川啄木のダメな自分を突き放して冷徹に描いた短歌。昔の和歌を31音のまま現代語訳 敬語を重ねすぎると慇懃無礼になっていく、言葉に超、激をつける、耳をダンボにする、都会人の単語のアクセントが平板になること、石川啄木のダメな自分を突き放して冷徹に描いた短歌。昔の和歌を31音のまま現代語訳に直す試みなどなど。短歌、日本語を考えるのに良いきっかけになる。短歌のガイドブックにもなる。 …続きを読む
    さきん
    2017年11月04日
    17人がナイス!しています
  • 俵万智さんの言葉に対する尊敬が気持ちよく伝わる本でした。万葉集とか千年以上の前の言葉を、今ここで色褪せないで読めるのって、奇跡なのかもしれない。 俵万智さんの言葉に対する尊敬が気持ちよく伝わる本でした。万葉集とか千年以上の前の言葉を、今ここで色褪せないで読めるのって、奇跡なのかもしれない。
    ちゃありぃ
    2013年12月26日
    14人がナイス!しています

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