白鳥の王子 ヤマトタケル-東征の巻-(上)

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2002年10月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
352
ISBN:
9784041268605
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白鳥の王子 ヤマトタケル-東征の巻-(上)

  • 著者 黒岩 重吾
  • イラスト 毛利 彰
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2002年10月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
352
ISBN:
9784041268605

ヤマトタケルの猛き青春を描く、壮大な歴史叙事詩、待望の第三弾の文庫化!

九州南部の熊襲を征伐し、「ヤマトタケル」の名を得た男具那は大和に帰還した。しかしタケルを嫌う父オシロワケ王は、新たに東征を命じる。苦悩するタケルは、倭姫王から剣と火打石を授けられ、東国平定へ向かう。 九州南部の熊襲を征伐し、「ヤマトタケル」の名を得た男具那は大和に帰還した。しかしタケルを嫌う父オシロワケ王は、新たに東征を命じる。苦悩するタケルは、倭姫王から剣と火打石を授けられ、東国平定へ向かう。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「白鳥の王子 ヤマトタケル-東征の巻-(上)」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 理解のための概略 大和の三輪王権は、タケルの父の王の頼りなさから、河内勢力に狙われている。更に東の方からも。朝鮮半島では、高句麗の脅威に対し百済からの援助以来。外地からの危険に対し日本でのまとまりを促 理解のための概略 大和の三輪王権は、タケルの父の王の頼りなさから、河内勢力に狙われている。更に東の方からも。朝鮮半島では、高句麗の脅威に対し百済からの援助以来。外地からの危険に対し日本でのまとまりを促す意味もあり、父の依頼で征夷将軍となり東に向かうも、伊勢の手前で朝日雷郎と戦うことに。まず、大和の中で、タケルを快く思わない老妃の八坂入媛と三輪政権の脆弱化を狙う政権内部の物部十千根がタケルの敵であり、朝日を唆したのは十千根の方であるようだ。さらに東に行ったタケル達は、尾張の音彦らとその東の敵に向かう …続きを読む
    ケイ
    2020年11月03日
    88人がナイス!しています
  • この巻はタケルが熊襲退治からヤマトへ戻り、次は東征へ旅立った。父王・景行天皇との確執、他氏族との関わりや対立等読んでいて楽しい。ただ一つ、倭建を優しく武勇優れる男として描きたい著者の気持ちは分かるが、 この巻はタケルが熊襲退治からヤマトへ戻り、次は東征へ旅立った。父王・景行天皇との確執、他氏族との関わりや対立等読んでいて楽しい。ただ一つ、倭建を優しく武勇優れる男として描きたい著者の気持ちは分かるが、父王・景行天皇をここまでこき下ろさなくても~♪なんて思う。タケルが行く冒険物語。妃にぞっこんだったタケルも巻ラストで恋バナも登場し益々面白くなってきた。次巻へ。 …続きを読む
    レアル
    2019年06月14日
    53人がナイス!しています
  • 倭建東征の巻。熊襲討伐から帰ったタケルの荒ぶる闘争心が妙に萎え戦いを疎むようになるのは、命のやり取りをくぐり抜けたという虚脱感からか。弟橘媛との再会と子の出産に穏やかな日々の幸福感に浸っていても、相も 倭建東征の巻。熊襲討伐から帰ったタケルの荒ぶる闘争心が妙に萎え戦いを疎むようになるのは、命のやり取りをくぐり抜けたという虚脱感からか。弟橘媛との再会と子の出産に穏やかな日々の幸福感に浸っていても、相も変わらず父王と八坂入媛はタケルを退けたい。物部十千根が謀るも成らず、五百城入彦王子との試合で無心に勝って結局東征将軍になってしまうタケルの運命が居た堪れない( ; ; )弟橘媛との愛を誓ってきたはずなのに宮簀媛の魔性?に魅入られるように床を共にしてしまう辺り、なんだか普通っぽくてちょっと笑ってしまった。 …続きを読む
    hrmt
    2019年03月31日
    28人がナイス!しています

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