ISOLA-十三番目の人格-

第3回 日本ホラー小説大賞 長編部門 佳作

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1999年12月22日
判型:
四六判
ページ数:
328
ISBN:
9784048732055

第3回 日本ホラー小説大賞 長編部門 佳作

ISOLA-十三番目の人格-

  • 著者 貴志 祐介
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1999年12月22日
判型:
四六判
ページ数:
328
ISBN:
9784048732055

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

  • ニコニコカドカワ祭り2025

「ISOLA-十三番目の人格-」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 賀茂由香里は、人の強い感情を読みとることができるエンパス。震災ボランティアを通して多重人格者である少女千尋に出会い、彼女の心のケアに努める。やがて十三番目の人格・ISOLAに対面し、とても危険な存在である 賀茂由香里は、人の強い感情を読みとることができるエンパス。震災ボランティアを通して多重人格者である少女千尋に出会い、彼女の心のケアに努める。やがて十三番目の人格・ISOLAに対面し、とても危険な存在であることが分かる。阪神大震災を舞台にすることで、実話のような錯覚におちいる。千尋がどうなるのか、ISOLAの正体は何なのかが気になり先を読みたくなる面白い作品であった。 …続きを読む
    かずー
    2020年11月06日
    85人がナイス!しています
  • 貴志さんデビュー作品。確か10年以上前に読んだことあったけど再読。多重人格だけではなく、他人の心が読める由香里、幽体離脱の実験とか、そして阪神大震災というリアルな大悲劇を背景にして、読みごたえのある作品 貴志さんデビュー作品。確か10年以上前に読んだことあったけど再読。多重人格だけではなく、他人の心が読める由香里、幽体離脱の実験とか、そして阪神大震災というリアルな大悲劇を背景にして、読みごたえのある作品だった。多重人格のひとって人格によってアレルギーや病気まで違ったりするのが興味深い。でも本人の苦労は計り知れない。貴志さんの他の作品にもチャレンジしたい。 …続きを読む
    みんく
    2018年09月02日
    31人がナイス!しています
  • 悩ましい能力「エンパス」の持ち主の由香里。そして13もの人格を持つ千尋。千尋との会話を重ねるうちに「ISOLA」という恐ろしい人格が千尋に宿っていることを知る。小出しにしていたせいかISOLAから発せられる何と 悩ましい能力「エンパス」の持ち主の由香里。そして13もの人格を持つ千尋。千尋との会話を重ねるうちに「ISOLA」という恐ろしい人格が千尋に宿っていることを知る。小出しにしていたせいかISOLAから発せられる何とも言えない怖さ、不気味さ、というのは彼女に関わった人物が何人も不審死を遂げているのもあって、読んでてひしひしと伝わった。ただホラーっぽさはさほど感じず、オカルトチックといった方が正しいだろうか。正直ロマンスは要らなかったかな、と思う。真部と弥生ので十分な気がする。 …続きを読む
    しょう
    2020年09月10日
    25人がナイス!しています

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