*ジョゼと虎と魚たち

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1985年03月27日
判型:
四六判
ISBN:
9784048724098

*ジョゼと虎と魚たち

  • 著者 田辺 聖子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1985年03月27日
判型:
四六判
ISBN:
9784048724098

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

  • ニコニコカドカワ祭り2025

「*ジョゼと虎と魚たち」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 短編9編。ほとんどが30歳前後の女性、大人の恋模様。素直だけれどちょっと思わせぶりな表現、ねっとりするような大阪弁での会話。あ、これからが大変なことになるかもと思うところで、終了。今あまり見ることのない 短編9編。ほとんどが30歳前後の女性、大人の恋模様。素直だけれどちょっと思わせぶりな表現、ねっとりするような大阪弁での会話。あ、これからが大変なことになるかもと思うところで、終了。今あまり見ることのない難しげな言葉もそこここにある。昔のほうが日本語はたくさんあったのかななどと思いつつ、80年代の作品は、全く色褪せていない。 …続きを読む
    クリママ
    2017年05月23日
    50人がナイス!しています
  • ☆☆☆☆ ずーっと前からタイトルに惹かれて読みたかった本をやっと読んだ。同じ人が描いた表紙の絵が水着を着ていない方の文庫を読んだよ。さらっと読めたど本当に良かった。愛があった。あとがきも良かったな。 ☆☆☆☆ ずーっと前からタイトルに惹かれて読みたかった本をやっと読んだ。同じ人が描いた表紙の絵が水着を着ていない方の文庫を読んだよ。さらっと読めたど本当に良かった。愛があった。あとがきも良かったな。
    毛利武良
    2014年09月24日
    18人がナイス!しています
  • 映画を見て、田辺さんの本書を初読み。大阪弁でふわふわとした、とらえどころのない、やさしい空気を醸し出す男女の会話が心地いい。物語の展開がどうのというより、田辺ワールド特有のアンニュイなムードを楽しむ短 映画を見て、田辺さんの本書を初読み。大阪弁でふわふわとした、とらえどころのない、やさしい空気を醸し出す男女の会話が心地いい。物語の展開がどうのというより、田辺ワールド特有のアンニュイなムードを楽しむ短編集、というイメージ。特に好きな作品は、「それだけのこと」。指人形の腹話術がかわいくてかわいくて、でもよくよく考えたら、かなりきわどいことをしゃべっているチキ。「昼寝するつもりと見えました」という人ごとのノリで締めくくる粋さにも感服。ふくよかでおっとりした女性が描かれた本くに子さんの挿絵も、作品にぴったり。 …続きを読む
    akane
    2018年05月09日
    7人がナイス!しています

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