海の図(下) 波浪の海

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1998年09月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
344
ISBN:
9784043520152
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海の図(下) 波浪の海

  • 著者 灰谷 健次郎
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1998年09月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
344
ISBN:
9784043520152

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「海の図(下) 波浪の海」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 経済発展のさなか、瀬戸内海のある島とその周辺の環境破壊を巡って本当に価値ある知恵・知識とは何かを筆者は問いかける。テスト主義の教育や食事時の暗記力のみを競うクイズ番組が流される昨今、「死んだ知識」が良 経済発展のさなか、瀬戸内海のある島とその周辺の環境破壊を巡って本当に価値ある知恵・知識とは何かを筆者は問いかける。テスト主義の教育や食事時の暗記力のみを競うクイズ番組が流される昨今、「死んだ知識」が良しとされている気がする。登場人物の一人が「知識を身に着けることは学んだことの一つに違いないが、それを社会や人々の幸福に生かしたかどうかの吟味がものを学ぶ本当の意味。それを忘れると人間は人を傷つけ傲慢になる」という。自然の素晴らしさを顧みず傲慢に生きる人間の姿が原発問題や沖縄基地問題を抱える今の日本と重なった。 …続きを読む
    SURI
    2016年10月26日
    10人がナイス!しています
  • 「ものはものじゃない、みんな自然のいのちで、金に換えられるものじゃない」 著者の沖縄に対する尊崇の念が強くほとばしり、心に染み入ってくる。 生徒と教師、学校と社会、そして人間と自然。それぞれ如何にある 「ものはものじゃない、みんな自然のいのちで、金に換えられるものじゃない」 著者の沖縄に対する尊崇の念が強くほとばしり、心に染み入ってくる。 生徒と教師、学校と社会、そして人間と自然。それぞれ如何にあるべきか。 会話と会話の間に挟まれる独特の語り口が、作品全体の親密度を高めている。 ここで描かれるのは、生々しい人間の実像だ。いつの時代も、他者との関わりの中で傷つき、癒され、前に進む。 潮の香りと太陽の鮮烈さが身に染みる。良作。 …続きを読む
    tono
    2015年08月28日
    6人がナイス!しています
  • 様々な事を考えさせられる本だと思う。初めて読んでから、10年くらい経つが、私にとって、この本は、何年経っても特別だと改めて思った。 様々な事を考えさせられる本だと思う。初めて読んでから、10年くらい経つが、私にとって、この本は、何年経っても特別だと改めて思った。
    悠月
    2013年09月26日
    3人がナイス!しています

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