海になみだはいらない

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1998年04月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
272
ISBN:
9784043520022
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海になみだはいらない

  • 著者 灰谷 健次郎
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1998年04月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
272
ISBN:
9784043520022

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「海になみだはいらない」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 決して色褪せない名作がある。時代が変わっても、世の中が変わっても。『一生懸命生きとるもんはみんな仲間や』灰谷先生の作品は愛に満ちている。どうしようもなく感動してしまう。純な子供の感性が眩しく、不器用な 決して色褪せない名作がある。時代が変わっても、世の中が変わっても。『一生懸命生きとるもんはみんな仲間や』灰谷先生の作品は愛に満ちている。どうしようもなく感動してしまう。純な子供の感性が眩しく、不器用な優しさに涙ぐむ。短編のそれぞれに『一生懸命生きとる』が滲み、懐かしい昭和の風景がよみがえる。私は国語苦手でした!活字が全くダメでした。子供の頃から最近までです。きっと灰谷さんの作品も教科書などにあっただろうに私はダメでした。こんなに読みやすくて感動できること、読書の素晴らしさを若き自分に教えにいきたい‼️🙇 …続きを読む
    三代目 びあだいまおう
    2020年01月26日
    285人がナイス!しています
  • 灰谷さんの作品に登場する子供たちは本当に生き生きとしています。彼らのことをちゃんと見ているのかと自分自身いつも考えさせられますね。表題作はちょっとあっさり終わってしまうのが残念だけど、少年と少女の出会 灰谷さんの作品に登場する子供たちは本当に生き生きとしています。彼らのことをちゃんと見ているのかと自分自身いつも考えさせられますね。表題作はちょっとあっさり終わってしまうのが残念だけど、少年と少女の出会いの話し。ちょっと宮崎アニメっぽい感じで良かったです。灰谷さんはいい作品がたくさんあるのに、「兎の眼」と「太陽の子」以外は電子書籍だけで文庫が絶版状態なのは残念です。 …続きを読む
    はる
    2015年07月01日
    43人がナイス!しています
  • 表題の「海になみだはいはいらない」は、作者の島暮らし体験から書かれたらしい。子供たちが海で遊ばなくなったこと、農業や漁業のこと、先に読んだエッセイでも語られていた。その他の作品では「だれも知らない」が 表題の「海になみだはいはいらない」は、作者の島暮らし体験から書かれたらしい。子供たちが海で遊ばなくなったこと、農業や漁業のこと、先に読んだエッセイでも語られていた。その他の作品では「だれも知らない」が心に残った。障害のために特別ゆっくりしか歩けない麻里子の、だれも知らないマツバボタンとの朝の挨拶。そして一遍の詩「人を愛するということは 知らない人生を知るということだ」もっと人を愛さないといけないな! …続きを読む
    きゅうり
    2016年01月20日
    16人がナイス!しています

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