*こども風土記

*こども風土記

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1960年06月29日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
128
ISBN:
9784043083138
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*こども風土記

  • 著者 柳田 国男
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1960年06月29日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
128
ISBN:
9784043083138

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「*こども風土記」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 女性に加えて、子供というのが柳田民俗学では特権的な地位を得ている。無邪気な好奇心、周囲のものに対する鋭敏な感覚、そして親が捨てたものをしばらくは大事に保存しようとするある種の保守性。どちらも男より女子 女性に加えて、子供というのが柳田民俗学では特権的な地位を得ている。無邪気な好奇心、周囲のものに対する鋭敏な感覚、そして親が捨てたものをしばらくは大事に保存しようとするある種の保守性。どちらも男より女子供に多くある要素である。そして、これは近代人よりも古代の日本人に多く見られた要素であることを示唆する。柳田にとって女子供は、ルソーにとっての自然人でもある。なんてことを言うと女性蔑視だと言われかねない世の中であるが、柳田はここに日本文化への貢献を見、かつこうした文化が失われていくところに近代日本の問題を見る。 …続きを読む
    てれまこし
    2017年12月08日
    0人がナイス!しています
  • 小序には昭和16年12月14日とある 「人形が今のように写実になったのは、わが国でもそう古いことではない。東北で盲の巫女が舞わせているオシラサマという木の神は、ある土地では布でおおうた単なる棒であり、また他 小序には昭和16年12月14日とある 「人形が今のように写実になったのは、わが国でもそう古いことではない。東北で盲の巫女が舞わせているオシラサマという木の神は、ある土地では布でおおうた単なる棒であり、また他の土地では、その木の頭に目鼻口だけを描いてある」「児童に遊戯を考案して与えるということは、昔の親たちはまるでしなかったようである」 …続きを読む
    うえ
    2014年10月07日
    0人がナイス!しています

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