*近世における「我」の自覚史

*近世における「我」の自覚史

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1968年11月26日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
224
ISBN:
9784043036011
label

*近世における「我」の自覚史

  • 著者 朝永 三十郎
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1968年11月26日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
224
ISBN:
9784043036011

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「*近世における「我」の自覚史」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 史的叙説(4頁)。中世は強権中心の世。教会の教理は不可侵の真理(15頁)。天国も地獄も自己の内にある。霊魂は死後の昇天を要しない(23頁)。内在的に運命、将来は決まっているのだ。ベイコンにとって知は自 史的叙説(4頁)。中世は強権中心の世。教会の教理は不可侵の真理(15頁)。天国も地獄も自己の内にある。霊魂は死後の昇天を要しない(23頁)。内在的に運命、将来は決まっているのだ。ベイコンにとって知は自然を克服利用する力を人類に与えるという意味で知は力であった。スピノーザにとって知は世界および人生の実相を明らかにして情念の繋縛(けいばく) よりしてわれわれを解脱せしめるという意味で知は力であった(29頁)。 スピノーザによれば、人間唯一の徳は知である。  …続きを読む
    壱萬参仟縁
    2014年10月03日
    13人がナイス!しています

powered by 読書メーター

最近チェックした商品