- 著者 増谷 文雄
- 著者 梅原 猛
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 1996年06月21日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 352
- ISBN:
- 9784041985014
仏教の思想 1 知恵と慈悲<ブッダ>
- 著者 増谷 文雄
- 著者 梅原 猛
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 1996年06月21日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 352
- ISBN:
- 9784041985014
インドに生まれ、中国を経て、日本に渡ってきた仏教。その胎内には、実に多くの思想が宿されている。日本を代表する仏教学者が仏教の源流であるブッダ・ゴータマの思想を平易に、生き生きと解明し、その偉大なる知恵と慈悲の思想が現代において持つ意義を、稀代の哲学者がギリシア哲学、キリスト教思想との対比を通じて探る。仏教思想の本質を見つめ直すという、現代人に求められている喫緊の思想的課題に応える思索の書。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
文庫版 序
はしがき
第一部 知恵と慈悲の源流 増谷 文雄
序章 ブッダとの出会い
一章 ブッダの時代
1 インドにおける古代都市の成立
2 王と長者たちの役割
3 新しい思想家たちの生まれいで
二章 ブッダの思想の体系
1 ブッダの二つの顔
2 存在の構造の把握
3 自我の真相の追求
三章 ブッダの実践の体系
1 実践の体系としての「四諦」
2 激情と無知の克服
3 新しい人間関係の徳目
第二部 ブッダにおける存在論と人間論 〈対談〉増谷文雄、梅原 猛
第三部 仏教の現代的意義 梅原 猛
一章 現代と仏教
二章 生死の問題
三章 慈悲とは何か
四章 業について
注
文献解説
インド仏教史年表
解説 ひろさちや
はしがき
第一部 知恵と慈悲の源流 増谷 文雄
序章 ブッダとの出会い
一章 ブッダの時代
1 インドにおける古代都市の成立
2 王と長者たちの役割
3 新しい思想家たちの生まれいで
二章 ブッダの思想の体系
1 ブッダの二つの顔
2 存在の構造の把握
3 自我の真相の追求
三章 ブッダの実践の体系
1 実践の体系としての「四諦」
2 激情と無知の克服
3 新しい人間関係の徳目
第二部 ブッダにおける存在論と人間論 〈対談〉増谷文雄、梅原 猛
第三部 仏教の現代的意義 梅原 猛
一章 現代と仏教
二章 生死の問題
三章 慈悲とは何か
四章 業について
注
文献解説
インド仏教史年表
解説 ひろさちや
「仏教の思想 1 知恵と慈悲<ブッダ>」感想・レビュー
-
再読。初めて原始仏教を習った時、宗教というより哲学だな。と感じた事を思い出す。内容は原始仏教の基本を押さえる第一章、仏教学者と哲学者による対談の第二章。仏教の今日的意義を考える第三章という構成から成っ …続きを読む2023年01月05日68人がナイス!しています
-
新約聖書を読んだので今度はブッダを理解しようと思い立ち読み。後半にドスエフ、カラマーゾフのフヨードルとアリョーシャ、イワンの対話が掲載されているのを発見、これはもしやカラマの解となるかと・・・Goodタイ …続きを読む2015年10月07日28人がナイス!しています
-
所謂初期仏教についての概説書。仏教学者である増谷文雄と哲学者梅原猛が執筆している。増谷著の部分はわかりやすいが、梅原執筆の第3部のソクラテスとキリストのところは退屈だった。これはギリシャ哲学やキリスト …続きを読む2018年12月21日19人がナイス!しています