「火の鳥 8 乱世編(下)」感想・レビュー
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最近気づいたことだが、手塚治虫は女性を描くのがうまい。歴史の大きな流れに巻き込まれながらも、胸を張って凛と生き抜く女性たちは、読み手の心に強い印象を残すのだ。この物語の中では、強制的に平清盛の側妻にさ …続きを読む2015年06月19日130人がナイス!しています
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読み終わって、乱世編には火の鳥は一切絡んでいなかったという事実に驚き。全く、上手いなあ…中国から仕入れた一匹の孔雀を取り合い、永遠の命を求め、裏切り、奪い合う権力者たち。下巻には戦の愚かさがこれでもか …続きを読む2016年08月11日43人がナイス!しています
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平清盛の死後から平氏の滅亡までが描かれる。この乱世編には、実は火の鳥は出てこない。出てくるのは、宋の国から送られてきた孔雀とおぼしき鳥のみ。しかし、清盛にしても、木曽義仲にしても、そして源頼朝にしても …続きを読む2020年09月03日38人がナイス!しています