「哀しい予感」感想・レビュー
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著者24才の作、作家様の恐るべき才能に最大の賛辞と敬意を抱きながら私は本を読む。人より少し勘がよく、幼き頃の思い出や記憶を持たない主人公弥生。普通の家庭の幸せに囲まれながらもふとランドセルを背負ったまま …続きを読む2019年01月13日248人がナイス!しています
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著者自身は「あとがき」で、この作品を「ある方向性の卵」といい、「未熟すぎる」と述べている。ただ、そのことは逆に言えば、これまでにはなかった小説の新たな可能性と、そして新鮮な瑞々しい息吹とを感じさせると …続きを読む2012年08月25日195人がナイス!しています
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先日の名作『キッチン』に続いてのばななさんです。今思うと、高一の男子(自分)が手にとって読んでいたと思うとなんだかとても不思議です。『キッチン』ほどテンポの波はありませんが、ゆったりとした時間の流れを …続きを読む2015年06月13日165人がナイス!しています